【必見】通夜の食事(通夜振る舞い)の作法・マナーを10個紹介

【必見】通夜の食事(通夜振る舞い)の作法・マナーを10個紹介

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社に6年間勤めた経歴がある
「あなたの葬儀」代表の堺です。

通夜が終わった後は食事を取ることを
『通夜振る舞い』といいますが、
以下のような疑問を抱えている人はいませんか?

  • 通夜の食事(通夜振る舞い)とは?
  • 通夜の食事(通夜振る舞い)の作法・マナーとは?
  • 通夜の食事(通夜振る舞い)でよく出される料理とは?
  • 通夜の食事(通夜振る舞い)を用意する際の注意点とは?
  • 通夜の食事(通夜振る舞い)が終わったらすべきこととは?

通夜振る舞いをいただく経験というのは少なく、
準備をする側も食事をいただく側も
作法やマナーはわからないところですよね。

そこで本記事では、通夜振る舞いにおける
基本的な作法やマナー、注意点などの疑問に
お答えしていきます。

本記事を読むことで、
通夜振る舞いにおける基礎マナーが学べるので
失礼のない立ち振る舞いができるはずですよ。

通夜の食事(通夜振る舞い)とは?

通夜の食事(通夜振る舞い)とは?

冒頭でも書きましたが、通夜の食事のことを
『通夜振る舞い』といいます。

遺族だけでなくお通夜に参列してくれた
親族や故人の知人関係を呼び、簡単な
お食事やお酒を出してもてなすのが一般的です。

ただ食事を楽しむ場ではない

よく通夜振る舞いは、ただ通夜式が終わった後に
食べる食事のことを意味していると
思っている人もいますが、正確には異なります。

通夜振る舞いには、

  • 故人の思い出話をして故人を偲ぶ
  • 弔問客へに参列してくれたことの感謝の気持ちを伝える

などの意味合いが込められています。

お酒を飲むということでただ単なる宴会のように
なりがちですが、本来の意味合いを
忘れてはいけません。

通夜振る舞いに招待された参列者も、
節度を持った対応で過ごすことが
大切になってきます。

地域や葬儀の規模によっては通夜振る舞いをしない場合もある

ただ通夜振る舞いというのは、
必ず行わなくてはいけないわけではありません。
地域によっては通夜振る舞いを遺族や親族のみで
行う場合もあれば、まったく行わない場合もあります。

さらに家族葬や密葬など小規模な葬儀では、
簡単な軽食だけ食べて一夜を過ごすということも
少なくありません。

実際に葬儀社に勤めていた私ですが、
小規模な葬儀をした遺族の中には
コンビニなどでご飯を買って
食べる人もと見てきました。

なので通夜の後には、必ず遺族や親族に
通夜振る舞いを準備しなくてはいけないという
ルールはないので注意しましょう。

通夜の食事(通夜振る舞い)の作法・マナー10個

通夜の食事(通夜振る舞い)の作法・マナー10個

ここまで通夜の食事における
詳しい意味合いを紹介してきました。

次に通夜振る舞いにおける、
正しい作法やマナーについて紹介していきます。

まとめると、作法やマナーは以下の10個です。

  1. 喪主がお礼の挨拶をしてから食事を取る
  2. 招待されたらできる限り参加する
  3. 節度を守って飲食を済ます
  4. 遺族や親族以外の一般参列者は長い時間滞在しない
  5. 通夜振る舞いを辞退する場合には挨拶をしてから退席する
  6. 準備や片付けは親族や手伝い係、世話役などで引き受ける
  7. 僧侶にも声をかけて同席してもらう
  8. 大声で喋りながら食事を食べない
  9. 遺族に対して失礼にならない話をする
  10. 地域に合わせて参加者の範囲を決める

上記の通り。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.喪主がお礼の挨拶をしてから食事を取る

通夜振る舞いを振舞う前に、
参加者全員が席に着いたら、
喪主はお礼の挨拶をしましょう。

特にかしこまりすぎず、
「皆さんのおかげで無事に通夜式が滞りなく終わりました」と伝えれば問題ありません。

2.招待されたらできる限り参加する

通夜振る舞いに招待をされたら、
できる限り参加をするようにしていきましょう。

通夜振る舞いは喪主や遺族が
参加してくれるであろう人たちを予想して
準備をしている場合があります。

もし招待をしたけど断られてしまうと、
せっかく用意した食事が大量に余ってしまうので
できるだけ参加するのが得策ですね。

3.節度を守って飲食を済ます

3.節度を守って飲食を済ます

通夜振る舞いは料理だけでなく
お酒を振舞うこともありますが、
節度を守って飲食を済ませるようにしていきましょう。

先述しましたが、通夜振る舞いとは
通夜式が終わった後に行われる宴会ではなく
故人を偲ぶために設けられます。

食事を食べすぎたりお酒を飲みすぎたりして、
その場を賑やかな場に変えてしまうことだけは
やめるようにしましょう。

4.遺族や親族以外の一般参列者は長い時間滞在しない

遺族や親族以外にあたる、
近所の人や故人の知人関係などの一般参列者は
長い時間滞在しすぎてはいけません。

通夜振る舞いは始まって約30分ぐらいで
終わることが多いので、30分〜1時間程度
その場を立ち去るようにしていきましょう。

5.通夜振る舞いを辞退する場合には挨拶をしてから退席する

どうしても次の予定が入っている場合は、
通夜振る舞いを辞退しても問題ありません。

もし予定があるということなら、
喪主や遺族に断りの挨拶をしてから
その場を退席しましょう。

ただせっかく招待をされているのに
無下に断るのが気が引けるということなら、
一口だけ食事をいただきその場を
後にするのでも大丈夫です。

6.準備や片付けは親族や手伝い係、世話役などで引き受ける

料理の準備や片付けは、喪主や遺族にかわり
親族やお手伝い係、世話役の人が手伝うように
していきましょう。

準備などに決まったマナーはありませんが、
故人を弔う時間を喪主や遺族に優先的に
与えるためにも周りの人たちの
サポートは必須です。

また喪主や遺族の人たちは、手伝ってくれた人たちに
お礼を伝えたり心付けを渡すようにしましょう。

ただ心付けは必須ではなく、可能な範囲で
お礼をすれば問題ありません。

7.僧侶にも声をかけて同席してもらう

7.僧侶にも声をかけて同席してもらう

地域や僧侶によって異なりますが、
通夜振る舞いに通夜式の読経をしてくれた
僧侶にも声をかけて同席をしてもらいましょう。

ただ通夜振る舞いを食べない僧侶も多いので、
その場合には『御膳料』を渡すのがマナーです。

金額としては5,000円〜10,000円が一般的で、
お通夜の前後、もしくは葬儀後に渡していきます。

参加してもらうかどうかの確認は、
直接僧侶に聞くか葬儀スタッフの人に代わりに
確認をしてもらうかで対応していきましょう。

8.大声で喋りながら食事を食べない

絶対にやってはいけないこととして、
大声で喋りながら食事を食べてはいけません。

どうしてもお酒が入ってしまうと
大声で騒いでしまうこともありますが、
あくまで静かに故人を偲ぶことが大切です。

9.遺族に対して失礼にならない話をする

食事の場が盛り上がってくると、
遺族に対して、故人の死因や今後のことなど
いろいろ聴きたくなる部分ではありますが、
それでは失礼な結果になりかねません。

遺族は亡くなったことに対して
心身を痛めていることもあるので、
失礼な話をしてしまっては余計に
心を傷つける結果になってしまいます。

聞きたいことがあっても、
できれば失礼のない範囲で話をするのが
通夜振る舞いにおけるマナーです。

10.地域に合わせて参加者の範囲を決める

通夜振る舞いは地域によって、
参加者の範囲が異なります。

例えば関東なら一般参列者も参加することが
多いですが、関西地域では親族と親しい友人だけで
執り行われることがほとんどです。

さらに沖縄の方になると、通夜振る舞いを
用意しないということもあるので、
今まで葬儀を経験してきた親族に聞くなどして
通夜振る舞いに呼ぶ参加者の範囲を決めましょう。

通夜の食事(通夜振る舞い)でよく出される料理

通夜の食事(通夜振る舞い)でよく出される料理

ここまで通夜振る舞いの作法やマナーを
紹介してきました。

次に通夜の食事でよく出される料理ですが、
主には以下の料理が振る舞われます。

  • 唐揚げや魚などが入ったオードブル
  • お寿司
  • 天ぷら
  • 煮物
  • おにぎり
  • サンドウィッチ
  • 茶碗蒸し
  • お吸い物

上記の通り。

手軽に食べれるものからお腹に溜まるものまで
いろんな料理を出していきましょう。

ただ近年は葬儀社が提携している
仕出し屋に直接注文をして、
葬儀社に持ってきてもらうのが
一般的となりました。

自宅にて葬儀をしていた頃は身内で
用意するのが当たり前でしたが、
少しでも負担を減らすという意味でも
仕出し屋に依頼する人が増えていったのです。

葬儀社によっては料理のメニューが
まったく異なる場合もあるので、
通夜振る舞いに参加してくれる人が喜ぶ
メニューを選んでいくようにしましょう。

通夜振る舞いの食事メニューに関して
詳しくまとめた記事があるので、
以下の記事も参考にしてみてください。

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通夜の食事(通夜振る舞い)を用意する際の注意点

通夜の食事(通夜振る舞い)を用意する際の注意点

ここまで通夜振る舞いで出される
料理メニューを紹介してきました。

次に通夜の食事を用意する際に気をつけるべき
注意点についてまとめていきます。

通夜振る舞いに参加できるかを事前に確認しておく

もし確認できるようなら、
通夜振る舞いに参加できるかを
事前に確認しておきましょう。

通夜振る舞いの料理ではオードブルなどの
セットが出されることが多いのですが、
人数の把握をしなくてはどれぐらい
注文すればいいのか判断に困ります。

通夜振る舞いは通夜式終了後に参加を
呼びかけることが多いので、
人数によっては料理が大量に余ることもあれば
料理が足りないという事態が起きかねません。

なので事前に参加してほしい人の範囲が
決まっているということならば、
事前に連絡をしておいてから
料理の準備を進めていきましょう。

お酒は控えめに用意する

通夜振る舞いではお酒も用意しますが、
控えめに用意することが大切です。

参列者のことを思ってたくさん用意すると、
泥酔をしてしまう人が出てしまったり
宴会のように騒ぐ人が出てきてしまいます。

例えば1人1本〜2本ほどの缶ビールであれば、
そこまで酔いませんし、周りに迷惑を
かけないでしょう。

お酒が好きな人が親族に入ればまだしも、
基本的にはたくさんのお酒は必要ありませんので
お酒は控えめに準備しておくのがおすすめです。

通夜の食事(通夜振る舞い)が終わったらすべきこと

通夜の食事(通夜振る舞い)が終わったらすべきこと

ここまで通夜振る舞いを準備する際の
注意点を紹介してきました。

最後に通夜振る舞いが終わった後に
すべきことについてです。

告別式に向けた最終準備

通夜振る舞いが終わったら、
次の日の告別式に向けた最終準備を進めましょう。

準備する項目は以下の通りです。

  • 告別式の流れの確認
  • 喪主挨拶の内容作成
  • 告別式の際の席次順作成
  • 精進落とし(初七日法要後の食事)の数確認
  • 拝読する弔電の確認
  • 出棺時に棺を持つ人の確認

上記の通り。

次の日に回してしまうと、
準備ができなかったり告別式で
失敗をしてしまう恐れもあります。

故人を偲ぶ時間が惜しいところですが、
失敗しないためにも最後の準備を進めましょう。

寝ずの番をする(しなくてもよい)

遺族や親族の中から1〜2人は
寝ずの番をしましょう。

寝ずの番とは、故人を夜通し見守りつつ、
線香やローソクなどの火の元が消えないように
見張る
、という意味です。

ただし近年は次の日に疲れを残さないためにも、
寝ずの番をせずにそのまま夜はゆっくりと
休むことが増えてきています。

強制ではありませんので、
遺族や親族で相談をしてするかしないかを
検討していきましょう。

通夜の番についてまとめた記事もあるので、
より詳しく知りたい方は以下の記事も
チェックしてみてください。

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まとめ|通夜の食事(通夜振る舞い)はマナー・作法が大事

通夜の食事(通夜振る舞い)はマナー・作法が大事

ここまで通夜の食事(通夜振る舞い)に関する
作法やマナー、料理メニューや注意点などを
まとめていきました。

通夜振る舞いの本来の目的は、
ご飯を食べながらゆっくりと故人を偲ぶこと。

地域によって参加すべき人は異なってきますが、
基本的なマナーや作法というのは
本記事に書かれた内容そのままです。

なのでぜひ本記事を参考にしつつ、
作法やマナーに注意しながら
故人のご冥福を祈っていきましょう。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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