通夜を焼香のみで済ませたい参列者向け【焼香のタイミングや作法】

通夜を焼香のみで済ませたい参列者向け【焼香のタイミングや作法】

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社に6年間勤めた経歴がある
「あなたの葬儀」代表の堺です。

通夜に参列したいけど時間がなく、
できれば焼香のみをしてその場を後にしたいと
考えている人はいませんか?

仕事が忙しかったり時間がなかったりしたら、
通夜式を最後まで見るのが難しく、
できれば焼香のみを済ませたいと
考えるところですよね。

ただ焼香のみだけだと、
「遺族に対して失礼なのでは?」
感じるところ。。。

そこで本記事では、
通夜を焼香のみで済ませたい参列者に向けて
正しい焼香のタイミングや作法、注意点を
紹介していきます。

本記事を読めば焼香のみを済ませる
参列でも、失礼に値しない正しい作法が
学べるはずですよ。

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通夜を焼香のみで済ませたい参列者へ

通夜を焼香のみで済ませたい参列者へ

通夜を焼香のみで済ませたいという人は、
実はたくさんいらっしゃいます。

急な訃報が入ってももともと予定があると、
どうしても参列できないという人もいるので
「焼香だけでも!」と動く方が多いのです。

中には「焼香のみだと失礼になるのでは?」
感じる人もいるかもしれませんが、実は
焼香をすることには強い意味が込められています。

焼香のみでも弔意を示すという意思が大事

もともと焼香というのは、
仏教の教えで心の穢れを落とすために
行われます。

心が綺麗な状態で故人と向き合い、
故人に自分の想いを整える状態を
作っていくんですね。

そして最後に抹香の香りを捧げつつ、
故人のご冥福を祈り弔意を示していくことが
焼香の本来の役割になります。

他にも香典や供物などで弔意を示すことは
できますが、焼香以上に故人に対して
想いを込めるということはできません。

「焼香のみだと失礼なのでは?」と
考えがちですが、実は焼香こそが
大事になってくるのです。

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焼香をするだけでも遺族に好印象になる

逆に焼香をするだけでも、
わざわざ時間がない中で来てくれていると感じ、
遺族から感謝されるということも
少なくありません。

参列する時間がなかったとしても、
「故人のために来てくれてありがとう」
感じてくれることは間違いないでしょう。

焼香のみをすることは悪いイメージですが、
むしろ焼香に行かない方が遺族に対して
失礼になります。

なのでもし通夜に焼香のみで参列することが
失礼だと感じている人は考えを改めてもらい、
少しの時間があるようなら焼香のみでも
参列するようにしましょう。

通夜に焼香のみで参列する人の焼香のタイミング

通夜に焼香のみで参列する人の焼香のタイミング

ではそんな通夜で焼香のみをしたい人は、
通夜の何時ごろにいけばいいのでしょうか?

以下には通夜に焼香のみで参加する人の
焼香のタイミングについてまとめました。

  • 通夜が始まる前に焼香をする
  • 通夜式の最中に焼香をする
  • 通夜の終了後に焼香をする

上記の通り。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

※通夜の流れがわからない方は、「お通夜は何をする?【意味・流れ・通夜前にすべきことをプロが紹介】」にて詳しくまとめているのでチェックしてみてください。

通夜が始まる前に焼香をする

焼香のみを予定しているが、
できれば周りに迷惑をかけたくないなら
通夜が始まる前に焼香をするのがおすすめです。

通夜が始まる前ならまだ参列者も集まっておらず、
ゆっくりと焼香をすることができますし、
遺族とお話しすることもできます。

例えば通夜開始1時間前に式場に故人が
ご移動されることが多いので、
通夜式1時間〜30分前に訪れると良いでしょう。

また遺族にお悔やみを伝えつつ、
端的に今日の通夜は参列できないことも
伝えるとスムーズです。

特に細かい理由は伝える必要はなく、
「故人に弔いの言葉を伝えたかった」とだけ
伝えてその場を後にしましょう。

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通夜式の最中に焼香をする

通夜式の最中に焼香をする

もし通夜式前に焼香ができない場合には、
通夜式の最中に焼香にするという方法があります。

宗教によって焼香がスタートする時間は
異なるものの、早いものだと始まって10分程度、
遅くても20分〜30分程度で通夜焼香が
始まるのが一般的です。

もし焼香中に間に合うようなら
そのまま焼香に進んで問題ないですが、
喪主や親族の焼香が終わったかの確認をしてから
焼香に進みましょう。

また通夜焼香に間に合わなかったとしても、
通夜式が終わるまでは焼香に進むことが
できます。

式場には葬儀スタッフがいることが多いので、
もし不安ならスタッフに確認をしてから
焼香に進みましょう。

通夜の終了後に焼香をする

諸事情により通夜式に間に合わない場合でも、
通夜の終了後に焼香をすることができます。

通夜が終わった直後でしたら、
まだ通夜振る舞いの準備が済んでいないので、
通夜振る舞いが始まる前に
焼香を済ませましょう。

ただ通夜振る舞いが始まっている最中に
焼香をするのは、葬儀のマナーとしても
よくありません。

なのでもし通夜振る舞いが始まっていたら、
通夜振る舞い終了後に改めて訪れることを
検討するのも1つの方法です。

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通夜に焼香のみで参列する際の焼香の作法

通夜に焼香のみで参列する際の焼香の作法

ここまで通夜に焼香のみで参列する人の
焼香のタイミングについてまとめていきました。

では焼香のみで参列した際には、
どのような作法で焼香をするのが
失礼にならないのでしょうか?

ここでは焼香のみをする人が気をつけるべき
焼香の作法を紹介していきます。

焼香の正しい手順

焼香のみをする人が焼香をする場合の
正しい手順は以下の通りです。

  1. 喪主や遺族、親族が焼香をしていることを確認する
  2. スタッフに焼香に進んでいいかを確認し、焼香台の前まで進む
  3. 焼香台の手前で遺族に一礼。そこから焼香台に近づき、遺影に対して一礼する
  4. 宗派ごとに合わせた焼香を行い、合掌して改めて一礼を行う
  5. 振り返った時に改めて一礼をして、式場から退出する

焼香をする際には、数珠を左手にかけ、
右手の3本指で抹香を掴んでから焼香を行います。

一般的な葬儀であれば1人ずつ行いますが、
参列者が多い場合には並んで焼香をすることも
あるので、故人のご冥福を祈りつつも早めに
次の人に焼香を譲りましょう。

宗派ごとに焼香の作法が異なる

先述したように、
宗派ごとに焼香の作法が異なります。

宗派焼香の作法
浄土真宗・大谷派
  • 焼香回数:2回
  • 額にお香を持っていかない
浄土真宗・本願寺派
  • 焼香回数:1回
  • 額にお香を持っていかない
浄土宗
  • 焼香回数:1回〜3回(特に決まっていない。回数で意味が異なる)
  • 額にお香を押しいただく
真言宗
  • 焼香回数:3回
  • 1回目のみ額にお香を押しいただき、2回目以降はお香を香炉にそのまま移動する。
天台宗
  • 焼香回数:3回
  • 1回目のみ額にお香を押しいただき、2回目以降はお香を香炉にそのまま移動する。
臨済宗
  • 焼香回数:1回(地域によっては2回、3回の場合もある)
  • 額にお香を持っていかない
曹洞宗
  • 焼香回数:2回
  • 1回目は額にお香を押しいただき、2回目はそのまま香炉へお香を入れる
日蓮宗
  • 焼香回数:1回(導師は3回)
  • 額にお香を持っていかない
日蓮正宗
  • 焼香回数:3回
  • 額にお香を押しいただく

もちろんそれぞれの宗派に合わせた
焼香を行うのが理想的ですが、
何より故人に対してご冥福の気持ちを
届けることが大切です。

あくまで焼香の作法は参考程度にして、
気持ちを込めながら焼香を行いましょう。

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通夜で焼香のみを行う人が注意すべき点

通夜で焼香のみを行う人が注意すべき点

ここまで、焼香のみをする人が気をつけるべき
焼香の作法を紹介してきました。

ただそんな焼香のみをする予定の方は、
いくつか注意点があります。
それが以下の通りです。

  • 香典は必ず持参する
  • 服装は葬儀にふさわしい服装で向かう
  • 告別式への参列も検討する

上記の通り。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

香典は必ず持参する

焼香のみをするのも問題はないですが、
葬儀のマナーとしては香典を必ず
持参するようにしましょう。

香典とはそもそも亡くなった人の
霊前に供えるものと言われており、
抹香や線香、お花などの代わりの役割を
果たしていると言われています。

加えて弔慰金という意味合いも込められており、
通夜もしくは葬儀が執り行われている最中に
渡すのがマナーでもあるんですね。

相場としては親族でない方なら
5,000円〜10,000円程度。
顔見知り程度なら、
3,000円〜5,000円が相場と言われています。

焼香のみだけでは申し訳なさを感じるなら、
必ず持参をして弔意を示していきましょう。

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服装は葬儀にふさわしい服装で向かう

服装は葬儀にふさわしい服装で向かう

焼香のみを行う方は時間がなく
急いでいる場合もありますが、
できる限り葬儀にふさわしい服装で
向かうようにしましょう。

とはいえ急な訃報で駆けつけることになるので、
ダークスーツやブラックスーツなどの
略礼服でも問題ありません。

大切なのは遺族への配慮が大切でして、
不快な想いをさせないことが重要です。

あまりにも葬儀に相応しくない服装は、
いくら焼香のみだとしても悲しい想いを
させてしまう結果になってしまうので、
ちゃんとした服装で通夜に向かいましょう。

告別式への参列も検討する

もし通夜式の次の日に参列できそうなら、
無理に焼香のみをするのではなく
告別式への参列を検討しましょう。

焼香のみでももちろん弔意を示れますが、
1番遺族が喜んでくれるのは
式に参列してくれてしっかりと故人に
弔いの気持ちを示していくことです。

さらに告別式に参列すれば、
焼香以外にもお別れに参加できたり
喪主としっかりと挨拶ができたりと
メリットがたくさんあります。

なのでもし予定が入っていないなら、
通夜式に焼香のみをするのではなく、
告別式に参列してしっかりと心を込めた
焼香をしていくのもおすすめですよ。

まとめ

ここまで通夜の焼香のみで済ませたい人向けに
正しい考え方や焼香のタイミング、作法や注意点を
まとめていきました。

焼香のみを行うことに抵抗を持つ人は多いですが、
何より大切なのは故人を弔いたいという
気持ちを込めることが大切になります。

通夜だけに伺ったとしても、
遺族としてはわざわざ来てくれたことに
感謝の気持ちを感じるものです。

なのでもし通夜式に焼香のみで参列しようと
考えている方は、ぜひ本記事を参考にしつつ、
故人や遺族に対して失礼のない焼香を
行ってくださいね。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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