【通夜や葬儀で渡す香典の金額相場】香典マナーや注意点をプロが解説

【通夜や葬儀で渡す香典の金額相場】香典マナーや注意点をプロが解説

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社に6年間勤めた経歴がある
「あなたの葬儀」代表の堺です。

通夜や葬儀で香典を渡そうと考えている人の中で、
どれぐらいの金額を支払うかの相場を
知りたい方はいませんか?

葬儀となるとマナーが大切になってきますが、
できれば香典の金額相場を知るだけでなく
基本的な香典マナーや注意点などをしっかりと
覚えてから通夜や葬儀に参列したいところですよね。

そこで本記事では、通夜や葬儀における
香典の金額相場をまとめつつ、香典を用意する際の
基本的なマナーや注意点についてまとめました。

最後には香典においてよく出がちな疑問点に対する
回答も用意しているので、これから通夜や葬儀に
参列する予定の方はぜひ参考にしてみてください。

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通夜や葬儀で渡す香典の金額相場

通夜や葬儀で渡す香典の金額相場

通夜や葬儀で渡す香典の金額相場ですが、
故人との関係性や立場によって
大きく変わってきます。

それぞれの状況に合わせてわかりやすく
図にまとめましたので、当てはまる項目を
チェックしてみてください。

故人との関係性香典金額相場
自分の親50,000円〜100,000円
※喪主や施主の場合は葬儀料金を支払う形なので、香典を包まないことが多い
自分の祖父・祖母10,000円〜50,000円
※ただし社会人になっていない場合は、両親が支払ってくれることが多いので、香典を包まなくてもよい。
自分の兄弟姉妹30,000円〜100,000円
※ただし他の兄弟姉妹がいる場合、香典の金額に差があるとトラブルの元なので要相談。
自分の近しい親戚10,000円〜30,000円
※「普段からお世話になっている」など親交関係が深いなら多めに包むことが多い。
自分の遠い親戚5,000円〜30,000円
※普段から親しい間柄だったかどうかで、金額を決めることが多い。
配偶者50,000円〜100,000円
※配偶者の親が喪主や施主を務める場合には香典を包む。自分が喪主や施主の場合は葬儀料金を支払う形なので、香典を包まないことが多い。
配偶者の親50,000円〜100,000円
※「自分の親」と同じ金額。
配偶者の祖父・祖母10,000円〜50,000円
※「自分の祖父・祖母」と同じ金額。
配偶者の兄弟姉妹30,000円〜100,000円
※「自分の兄弟姉妹」と同じ金額。
配偶者の近しい親戚10,000円〜30,000円
※「自分の近しい親戚」と同じ金額。
配偶者の遠い親戚5,000円〜30,000円
※「自分の遠い親戚」と同じ金額。
友人・知人関係3,000円〜10,000円
※親しい関係性だったなら、10,000円。それ以外は3,000円〜5,000円が多い。
会社関係の上司・同僚・部下3,000円〜10,000円
※普段からの関係性や他の会社側の人間がどれぐらい包むかで決める。ただし、上司より多く包まないことがポイント。
近所の人・自治会関係者3,000円〜5,000円
※自治会内での決まりや地域の風習に合わせた金額を包むことが多い。

ただし香典の金額相場はあくまで目安であり、
必ずしも上図の通りに包まなくてはいけない
わけではありません。

大切なのは、故人に対して
どれだけお悔やみの気持ちを示したいかが
重要になってきます。

なので周りに合わせるのではなく、
自分の故人に対する想いで香典を包むことが
正しい弔意の示し方ですよ。

通夜や葬儀に必要な香典を包む前に知っておくべきマナー

通夜や葬儀に必要な香典を包む前に知っておくべきマナー

ここまで通夜や葬儀における香典の金額相場を
紹介してきました。

あとは自分の立ち位置に合わせて
香典を用意していくだけですが、
香典を包む前にも知っておくべき
マナーがあります。

くわしくまとめると以下の通り。

  • 香典における数字は奇数で揃える
  • 新札やボロボロのお札を使わないようにする
  • 香典の金額は多すぎず少なすぎず
  • お札は肖像画が見えないように裏向きで入れる
  • 香典の表書きは宗教に合わせて書き方を変える

上記の通り。

香典を包む際には必須マナーばかりなので、
ぜひこの機会に覚えておきましょう。

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香典における数字は奇数で揃える

香典を用意していくなら、関係のある数字は
全て奇数で揃えるようにしましょう。

偶数の場合だと2つに分けれるとあって
「縁が切れる」「繋がりが切れる」などの言葉を
連想させてしまう恐れがあるのです。

ちなみに香典における数字というと

  • 香典で包む金額
  • 香典に入れるお札の枚数

などが関係してきますね。

香典で包む金額は
「3,000円」「5,000円」「10,000円」
そして香典に入れるお札の枚数は
「3枚」「5枚」「7枚」とすれば大丈夫です。

ただし「9」という数字だけは「苦」という
言葉を連想してしまうので避けましょう。

新札やボロボロのお札を使わないようにする

新札やボロボロのお札を使わないようにする

香典を包んでいく際には、
新札やボロボロのお札を使わないように
していきましょう。

なぜなら新札で包むと「不幸を予測していた」
遺族や親族に不快な想いをさせてしまったり、
ボロボロのお札では礼儀にかけてしまう
恐れがあるからです。

正しい対応策として、新札しかない場合は
少し折り目をつけて見た目をあえて悪くします。

そしてボロボロのお札しかない場合は、
包まずに両替をするなどして失礼のない
お札を用意するのが正しい対策法です。

香典の金額は多すぎず少なすぎず

香典を包む際には、多すぎず少なすぎず
用意していくのがマナーです。

先述した香典の相場以上の金額を包んでしまうと、
いずれ自分側の葬儀に参列してもらう際に
同金額を包む必要性が出てきてしまいます。

逆に香典の金額が少なすぎると、
遺族側が用意する香典返しに見合わない
可能性が出てきて、遺族に負担を
与える結果になりかねません。

香典とはあくまで気持ちの問題で金額を
決めるべきではありますが、
あまりにも相場と離れた金額を包むのは
失礼となるので注意しましょう。

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お札は肖像画が見えないように裏向きで入れる

お札は肖像画が見えないように裏向きで入れる

お札の入れ方ですが、肖像画が見えないように
裏向きで入れていくのがマナーです。

お札に書かれている肖像画を伏せることによって、
「故人の別れを悔やむ」という気持ちを
表すことでき、遺族に対してもしっかりとした
弔意を示すことができます。

なので入れ方としては、肖像画が見えないように
裏向きにしつつ、肖像画が下になるように
入れていきましょう。

ただし地域の風習によっては
肖像画が上にくることもあるので、
どうしても分からない方は地域の曹儀マナーに
詳しい近所の人や葬儀社に聞くのが得策です。

香典の表書きは宗教に合わせて書き方を変える

香典の表書きですが、葬儀の宗教に合わせて
書き方を変えていかなくてはいけません。

市販で販売されている不祝儀袋のほとんどは
「御霊前」と書かれていますが、
宗教によっては不釣り合いな言葉の場合があります。

例えば宗教ごとの、
表書きの書き方例が以下の通り。

  • 仏式・・・
    表書きは「御霊前」「御仏前」「御香典」
    (水引が黒白で蓮の花が描かれている香典袋に書く。)
    ※浄土真宗のみ「御霊前」は使えない
  • 神道・神式・・・
    表書きは「御玉串料」「御榊料」
    (水引が白で蓮の花が描かれていない香典袋に書く。)
  • キリスト教・・・
    カトリックの場合の表書きは、「御花料」「御ミサ料」「献花料」「御霊前」
    (水引のない百合の花が描かれている香典袋に書く。)
    プロテスタントの場合の表書きは、「御花料」「忌慰料」「献花料」
    (無地もしくは十字架の描かれた香典袋に書く。)

香典の表書きは宗教に合わせて書き方を変える

基本的に仏式は「お香」、神式では「玉串」、
キリスト教では「献花」などを霊前に供えて
故人を弔います。

それぞれのお供えに必要な費用を
香典として渡すのが昔ながらの葬儀マナーなので、
参列する予定の宗教を先に調べてから
香典を準備するようにしていきましょう。

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通夜や葬儀にて香典を渡す際の注意点

通夜や葬儀にて香典を渡す際の注意点

ここまで通夜や葬儀で必要な香典を渡す前に
知っておくべきマナーについてまとめていきました。

あとは香典を持って葬儀が執り行わる場所に
持っていって渡すだけですが、香典を渡す際には
注意すべきポイントがあります。

袱紗(ふくさ)に香典を包んで持っていく

香典を持っていく際には、そのままの状態ではなく
袱紗(ふくさ)に入れていきましょう。

なぜなら袱紗は「礼節を重んじる」という
遺族に対しての心遣いを表すことができますし、
香典袋の水引がズレたり汚れたりするのを
防ぐことができるからです。

袱紗には種類があり、葬儀では
紺・緑・紫などの濃い系の色である袱紗が
理想的な色合いになります。

袱紗に香典を包んだら、上着のポケットや
バッグの中には入れておいてから
香典を受付にて渡すようにしましょう。

受付にお悔やみの言葉を告げてから香典を渡す

受付に到着して香典を渡す際には、
いきなり香典を渡そうとしてはいけません。

葬儀のマナーとして、受付の人にも
お悔やみの言葉を告げていきます。

例えば「この度はご愁傷様です」という言葉を
伝えるのが1番有名で最適ですね。

この際に「この度は…」という言葉を
はっきり伝えるのではなく、
少し小さめの声で伝えていく方が
悲しみの感情を伝えやすくなりますよ。

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通夜や葬儀で渡す香典に関するQ&A

通夜や葬儀で渡す香典に関するQ&A

ここまで通夜や葬儀で香典を渡す際の
注意点についてまとめていきました。

ただそんな香典では、人によって
疑問点や悩みというものがつきものです。

マナーや注意点も大事ですが、
よくでがちな疑問点に対しての対応策を
しっかりと理解しておくことも大切になりますよ。

通夜と葬儀・告別式ではどちらで香典を渡すべき?

基本的には両日受付が設けられているので、
どちらで香典を渡しても問題はありません。

ただしもし通夜または告別式どっちかにしか
参列できない場合には、参列できる式にて
香典を渡しましょう。

ちなみに香典を通夜式と葬儀・告別式に分けて
渡すのは、香典返しを用意する遺族の手間を
増やすだけなのでやめておきましょう。

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通夜や葬儀に参列できなくなった場合にはどうやって香典を渡す?

もし急な予定が入ったりして
通夜や葬儀に参列できなくなった場合には、
香典を郵送するか代理人に代わりに参列してもらい
香典を渡してもらうようにしましょう。

郵送の場合には、喪主宛に『現金書留』
郵送をします。

代理人に依頼をする場合には、
信頼できる人に依頼をして芳名帳に名前を
自分の名前を書いてもらいましょう。

ただ弔意の示しかたは香典だけではなく、
供物や弔電で示すことも可能です。

なのでもし参列できない場合には、
香典だけではなく供物や弔電を送ることを
検討しましょう。

詳しい説明は以下の記事でまとめているので、
気になる方はチェックしてみてください。

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香典辞退をしていた場合の対応方法は?

近年は家族葬が増えたことによって、
香典辞退をしている遺族も少なくありません。

そんな香典辞退をしている時に
香典を渡すというのはマナー違反になります。

なのでもし式場についた瞬間に、
受付が設けられていなかったり
看板などに『香典辞退』と書かれているなら、
そのまま香典を渡さないようにしましょう。

あくまで遺族の意向にそった形で
お悔やみを示していくことが参列者にとって
重要になります。

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まとめ|通夜や葬儀で渡す香典はマナーを守って準備しよう

通夜や葬儀で渡す香典はマナーを守って準備しよう

ここまで通夜や葬儀で渡す香典の金額相場や
基本的なマナーやよくでる疑問点に関する
正しい対応方法をまとめていきました。

香典の金額相場とはあくまで目安であって、
相場内で自分がどれぐらいの金額で包たいかで
決めていくべきです。

さらに香典によって遺族は葬儀費用の負担を
減らすことにも繋がってくるので、
マナーを守って正しく渡すことが大切です。

なのでぜひ本記事を参考にしつつ、
遺族に対して失礼のない香典を準備して
渡すようにしていってくださいね。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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