お通夜での芳名帳を記帳する際の書き方【意味や流れをプロが解説】

お通夜での芳名帳を記帳する際の書き方【意味や流れをプロが解説】

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社に6年間勤めた経歴がある
「あなたの葬儀」代表の堺です。

お通夜に参列する予定の人の中で、
以下のような悩みを抱えている人はいませんか?

  • 芳名帳を記帳する意味とは?
  • お通夜で芳名帳を記帳する際の書き方とは?
  • お通夜で芳名帳を記帳するまでの流れとは?
  • お通夜で芳名帳を記帳する際によく出る疑問点は?

芳名帳を書いたことがない人からすると、
記帳の意味や書き方、流れなど
分からないことだらけですよね。

そこで本記事では、お通夜で芳名帳に
記帳をする際の書き方から内容・流れなど
詳しくまとめていきました。

本記事の最後には芳名帳における
ちょっとした疑問に対する回答もしているので、
芳名帳の書き方が分からない方は
ぜひ参考にしてみてください。

芳名帳を記帳する意味

芳名帳を記帳する意味

そもそも芳名帳とは、通夜や葬儀・告別式において
「誰が参列してくれたのか」
「誰が香典を持ってきてくれたのか」
などを把握するために使われます。

香典をもらった際には香典返しを用意するのが
一般的な葬儀マナーとなっていますが、
遺族が知らない人も葬儀に参列していることも
少なくありません。

そうなると葬儀後にお礼の連絡をしたくても
誰に連絡をすればいいのか、どこに香典返しを
送ればいいのか、などが分からないという事態に
なってしまいますよね。

そうならないために、
香典を持ってきてくれた参列者の方には

  • 住所
  • ご芳名
  • 電話番号
  • 会社名・団体名
  • 故人との関係性
  • 通夜・告別式どちらに参列したか

などを芳名帳に記載してもらう必要があるのです。
(※葬儀社によって書く項目数が少ない場合もあります。)

また地域によっては「香典帳」や「通夜帳」
呼ばれることもあり、葬儀に参列した人全員が
芳名帳を記帳したり、香典を持ってきた人のみが
記帳する場合があります。

お通夜での芳名帳を記帳する際の書き方

お通夜での芳名帳を記帳する際の書き方

ここまで芳名帳を記帳することの意味について
解説してきました。

次は、通夜で芳名帳に記帳する際の
書き方についてです。

まず第一前提として、
芳名帳の書き方は以下のような
立場の人次第で大きく異なります。

  • 個人で参列する人
  • 会社関係で参列する人
  • 代理で参列する人

参列者は主に上記の立場に分かれ、
それぞれに合わせた書き方を
しなくてはいけません。

なので立場別でどのように
芳名帳を書けばいいのか、
詳しく解説していきます。

個人で参列する場合

個人で参列する場合

ここで言う個人とは
故人の親戚や知人関係、近所の方などが
該当します。

「個人=一般」とも呼ばれるので、
受付に「一般」と書かれているところで
芳名帳の記帳を済ましていきましょう。

住所

基本的には、自宅の住所を記載していきます。

住所がなくては、遺族がお礼の手紙を出したり
香典返しをしたりができなくなるので、
抵抗がある場合でも記載するようにしましょう。

ご芳名

参列した人の名前を
フルネームで記入していきましょう。

名前の横か上によみがなまで書けば、
難しい漢字も読めるのでより丁寧ですね。

電話番号

自宅の電話番号、もしくは
携帯電話番号を記入しましょう。

普段どちらの電話をよく使うかを考慮しつつ、
つながりやすい電話番号を書くのが理想的です。

会社名・団体名

個人で参列する場合には、
特に記入する必要はありません。

もし故人と同じ何かしらの団体に
所属しているなら、団体名を記入しましょう。

故人との関係性

個人で参列する場合には、
「一般」「友人」「親戚」「町会」などから
選んで記入していきます。

基本的にはチェック項目の中から
選ぶことが多いので、当てはまる項目を
選んでいきましょう。

通夜・告別式どちらに参列したか

通夜に参列する場合は、
「通夜に参列した」と記入していきます。

もし次の日の告別式に参列する場合には、
「告別式に参列した」と記入しましょう。

会社関係で参列する場合

会社関係で参列する場合

故人や遺族の会社関係のつながりで
参列する方が該当します。

「会社関係」と書かれた受付場所が
設けられていることもあるので、
該当する場合には会社関係の受付に
進むようにしましょう。

住所

会社関係で参列をした場合は、
自宅ではなく会社の住所を記載していきます。

例えば本社から代表で参列した場合は、
本社の住所を。
支社からの代表で参列した場合には、
支社の住所を書いていきましょう。

ご芳名

自分の名前をフルネームで書きつつ、
会社に所属している部署や役職を書きます。

例えば

「人事部長 〇〇(フルネーム)」

などと書けば問題ありません。

ただし複数の人から香典を預かっている場合は、

「人事部長 〇〇(参列者のフルネーム) 他10名」

と記入していていきます。

この際に香典袋にはそれぞれの住所や名前などを
記入するのを忘れないようにしましょう。

電話番号

会社の電話番号を記入していきます。

住所の時と同じで、
本社から代表で参列した場合は
本社の電話番号を。

支社からの代表で参列した場合には、
支社の電話番号を書いていきましょう。

また会社のFAX番号も書いておけば、
より丁寧ですね。

会社名・団体名

自分が勤めている会社名を書いていきましょう。

会社名は略すのではなく、
「株式会社」「有限会社」なども加えて
正確に書いていくのがマナーです。

故人との関係性

会社関係で参列する場合には、
「会社」「業界」などから
選んで記入していきます。

基本的にはチェック項目の中から
選ぶことが多いので、当てはまる項目を
選んでいきましょう。

通夜・告別式どちらに参列したか

通夜に参列する場合は、
「通夜に参列した」と記入していきます。

もし次の日の告別式に参列する場合には、
「告別式に参列した」と記入しましょう。

代理で参列する場合

代理で参列する場合

通夜式当日に予定があり、
止むを得ない場合には代理の人に
参列してもらうことがあります。

芳名帳に書いていく際には、
代理であることを示す書き方を
しなくてはいけません。

住所

代理人の住所ではなく、
代理を依頼した人の住所を書いていきます。

事前に代理を依頼した人から住所を聞いておき、
芳名帳に記帳していきましょう。

また複数の香典を預かっている場合には、
少し大変ですがそれぞれの住所を
書くのが望ましいです。

ご芳名

代理人ではなく、
代理を依頼した人の名前を書きましょう。

注意点として、
代理の人と分かるように名前の横か下に
(代)と言う文字を記載します。

また夫の代わりに妻が通夜に参列した場合は、
(内)と書くのがマナーです。

電話番号

代理人ではなく、
代理を依頼した人の電話番号を書きましょう。

携帯電話、もしくは自宅の電話番号を聞いておき、
そのまま芳名帳に記帳していきます。

会社名・団体名

会社関係の代理人として参列したなら、
会社名を記入していきましょう。

ただし一般の方の代理人として参列したなら、
何も記帳する必要はありません。

故人との関係性

代理人の場合は、項目としては
「代理」として書いていきます。

基本的にはチェック項目の中から
選ぶことが多いのですが、
もし「代理」という項目がなかったら
「その他」を選び「代理」と記帳しましょう。

通夜・告別式どちらに参列したか

通夜に参列する場合は、
「通夜に参列した」と記入していきます。

もし次の日の告別式に参列する場合には、
「告別式に参列した」と記入しましょう。

お通夜で芳名帳を記帳するまでの流れ

お通夜で芳名帳を記帳するまでの流れ

ここまでお通夜に芳名帳を記帳する際の
書き方を紹介してきました。

次にお通夜に参列した際に、
どのような流れで芳名帳を記帳していくかの
流れについてです。

基本的な流れは、以下の通り。

  1. 式場に到着をしたら受付に進む
  2. 受付にお悔やみの言葉を告げる
  3. 芳名帳に記帳をして香典を渡す

順番に解説していきます。

1.式場に到着をしたら受付に進む

式場についたら、まずは受付に進みましょう。

受付場所は式場外のすぐそばで
設けられていることが多いですが、
2階が式場の場合には
1階に設けられていることもあります。

また受付によっては、立場別で

  • 一般
  • 会社関係
  • 自治会関係

などと分けられていることもあるので、
それぞれ自分が該当している場所に
進んでいきましょう。

2.受付にお悔やみの言葉を告げる

2.受付にお悔やみの言葉を告げる

受付についたら、まずは
お悔やみの言葉を告げましょう。

例えば「この度はご愁傷様です」
受付に伝えるお悔やみの言葉として
最適ですね。

この際に「この度は…」という言葉を
はっきり伝えるのではなく、
少し小さめの声で伝えていく方が
悲しんでいるという感情を伝えやすくなります。

はっきりとした口調で
お悔やみの言葉を告げてしまうのは
マナー違反となってしまうので、
お悔やみの言葉を伝える際には注意しましょう。

3.芳名帳に記帳をして香典を渡す

受付の人にお悔やみの言葉を告げ終わったら、
芳名帳に記帳をしていきます。

この時にふくさに入れた香典を用意しておき、
受付の人に渡しましょう。

その後はお通夜式に参列することになるので、
お通夜式が始まるまでは式場内で待ちます。

葬儀における参列マナーに関する記事も
ありますので、ぜひ以下の記事も
チェックしてみてください。

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お通夜での芳名帳を記帳する際のQ&A

お通夜での芳名帳を記帳する際のQ&A

ここまでお通夜での芳名帳を記帳する際の
流れについてまとめてきました。

最後にお通夜で芳名帳を記帳する際に
よくでがちな疑問点に対する回答を
していきます。

これから芳名帳を記帳する予定の方は
ぜひチェックしてみてください。

お通夜に参列したら必ず芳名帳を書かなきゃいけないの?

一般的な葬儀では、香典を持っている人だけが
芳名帳を記帳することが多くなってきています。

ただし地域によっては、
弔問客全員が書かなくてはいけない
地域もあるので注意が必要です。

もしお通夜式に香典を持たず弔問した際に、
受付の人や葬儀場のスタッフに
「芳名帳に記帳をしてからご参列ください」と
言われたら、記帳をするようにしていきましょう。

夫婦で参列した場合は2人とも書かなきゃいけないの?

基本的には夫婦どちらかだけ記帳すれば
問題ありません。

ただし名前を記入する際には
2人の名前を記していき、
夫婦で来たことを表明した方がより丁寧ですね。

芳名帳は手書きで書かなきゃいけないの?

基本的には手書きで書かなくてはいけません。

ただし会社関係として参列する場合、
名刺で記帳を代用することもあります。

しかし受付によっては、名刺での受付を
していないと断られることもあるので、
名刺を渡す際には受付に確認してから渡しましょう。

まとめ

ここまでお通夜で芳名帳に
記帳をする際の書き方から内容・流れなど
詳しくまとめていきました。

芳名帳は通夜に誰が参列してくれたかを
遺族が確認できるだけでなく、
誰が香典を渡してくれたのかの
把握をすることができるノートです。

詳細を記載しないと遺族の方に
迷惑がかかる可能性もあるので、
お通夜に参列した際には項目を全て埋めて
受付の人に渡しましょう。

正しいマナーを守って記帳していくことで、
故人の弔いにも繋がっていきますよ。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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