友引に葬式を避ける2つの理由【通夜・告別式の日程の正しい決め方】

友引に葬式を避ける2つの理由【通夜・告別式の日程の正しい決め方】

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社に6年間勤めた経歴がある
「あなたの葬儀」代表の堺です。

葬儀が執り行われるとなった際には
「友引の日は葬儀を避けるべき」と言われますが、
なぜ友引の日に葬儀をしてはいけないのか
ご存知でしょうか?

実は友引に葬儀を避ける理由というのは、
主に2つあります。

1つ目の理由は、日本独特の風習から。
そして2つ目の理由は、物理的に葬儀が
できないから避けるべき
と言われているのです。

これはどういった意味か?

本記事では、そんな友引は葬儀を避ける理由を
詳しく解説していきます。

本記事を読むことで友引と葬儀の関係性が
分かるだけでなく、友引を意識した正しい
葬儀の日程の決め方が分かるはずですよ。

友引に葬式を避ける2つの理由

友引に葬式を避ける2つの理由

結論から言うと、友引に葬式を避ける理由は
以下の2つとなります。

  • 「友引=凶日」と言われている
  • 友引は火葬場が休みの場合が多い

上記の通り。

詳しく見ていきましょう。

「友引=凶日」と言われている

友引とは六曜の1つですが、
日本の葬儀では「友を引く」と書くことから
『凶日』という扱いを受けています。

葬儀を友引に行ってしまうことで、
親交が深かった友人を故人があの世に
連れていってしまうと言われているんですね。

なので葬儀は友引と被らないように
執り行われることが当たり前となっていき、
友引の日は葬儀を避けることが
増えていったのです。

本来は仏事と関係ない

しかし本来友引とは、日本の仏事とは関係なく
「友を引く」という考え方は迷信の一種と
考えられています。

もともと友引含めた六曜とは
中国で誕生したと言われており、
日本に伝来したのも鎌倉時代とされていて
本来は六曜と仏事に繋がりはありません。

実際に浄土真宗では親鸞が

「日の吉凶を選ぶことはよくない」

と説いており、
迷信などの一切の類いを否定しています。

なので友引に葬儀を避けるべきという考えは、
日本人が独自で取り決めていった風習ではあり、
本来は気にする必要はありません。

ただ日本は年配の方を中心に
古くから伝えられる迷信を信じる人も多いので、
自然と「友引=葬儀を避けるもの」
考えられるようになったのです。

友引は火葬場が休みの場合が多い

2つ目の理由は、火葬場が休みの場合が多いという
物理的に葬儀ができない理由があります。

全国的に見ても火葬場は友引の日に
休業日を設けていることが多く、
お式の後に火葬を行う告別式や1日葬、
火葬式は行えないのが現実です。

ただし友引の日にお通夜式をして、
次の日の友引明けに葬儀・告別式を執り行えば
火葬場も空いています。

友引明けの火葬場は予約でいっぱいに
なっている可能性が高いので、もし友引明けに
葬式を執り行う場合には早めの予約をした方が
良いでしょう。

友引の日に葬儀を執り行うこともできる

友引の日に葬儀を執り行うこともできる

ここまで友引の日に葬式を避ける理由を
紹介してきました。

ただ状況によりますが、
友引の日に葬儀を執り行うこともできます。

例えば以下のようなパターン。

  • 周りの親族が友引の葬儀に賛成してくれている
  • 火葬場が友引の日も空いている

上記の通り。

やはり友引は葬儀を避けるという風習は
深く根付いており、周りの親族が賛成してくれないと
トラブルの元になってしまうのは否定できません。

ただ親族が賛成してくれて友引の日に空いている
火葬場を見つけることができれば、友引でも問題なく
葬儀を執り行うことが可能です。

実際に東京都では公営斎場の「臨海斎場」や、
私の地元の香川県にある「しずかの里」では
友引でも開業しています。

都会でも田舎でも友引に開いている
火葬場はあるので、どうしても友引に
葬儀をしたいという場合には葬儀社に
相談をして準備を進めてみてください。

友引を意識した通夜や告別式の正しい日程の決め方

友引を意識した通夜や告別式の正しい日程の決め方

ここまで友引に葬儀を開きたい場合でも
葬儀は執り行うことができることを
証明してきました。

しかし友引の日に葬儀を執り行うのは
少数派でして、本来は友引を避けて
葬儀の日程を決めていくのが一般的です。

では友引を意識しつつ、
通夜や告別式の日程はどのようにして
決めていくのがいいのでしょうか?

そこでここでは、
友引を意識しつつ通夜や告別式の
正しい日程の決め方を紹介していきます。

通夜の日程の決め方

まず通夜の日程の決め方ですが、
以下の手順で決めていきましょう。

【通夜の日程の決め方】

  1. 遺族が通夜に来れそうな日程や時間帯を考える
  2. 遺族の会社関係や友達が来れそうな時間帯を考える
  3. 希望する通夜時間をお寺に伝えてOKの確認を取る
  4. 通夜の日程や時間帯を決定する

上記の通り。

先述したように友引は「友を引く」という
意味があるとされてきましたが、正確には
「火葬をする際にあの世に連れていってしまう」
という迷信からきています。

ただ通夜式では火葬を執り行わないので、
遺族や会社関係、僧侶の都合によって
日程を決めていって問題ありません。

なので通夜式の日程を決める際には、
葬儀に来てくれる参列者や僧侶を意識した
日程の決め方をするのが理想的と言えるでしょう。

告別式の日程の決め方

次に告別式の日程の決め方です。

【告別式の日程の決め方】

  1. 友引が被っていないかを確認する
  2. 葬儀社に火葬場の空き状況を確認してもらう
  3. 火葬場の空き状況から日程や時間帯を検討する
  4. 遺族に負担をかけさせない時間帯を検討する
  5. 希望する日程や時間をお寺に伝えてOKの確認を取る
  6. 告別式の日程や時間を決定する

上記の通り。

告別式当日になると火葬式を
執り行うことがほとんどなので、
友引を意識しつつ日程を決める必要があります。

希望する日程と友引が被っていないかを
確認しつつ、火葬場が開いているかを確認してから
日程を決めていきましょう。

基本的にはお通夜式と同じで、
参列者や僧侶の都合を意識して日程を決めていくのが
正しい決め方になります。

葬儀の日程の決め方に関しては、
以下の記事にて詳しくまとめているので
ぜひチェックしてみてください。

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まとめ|友引に葬儀を避けるのは必ずではない

友引に葬儀を避けるのは必ずではない

ここまで友引に葬儀を避ける理由や
友引に葬儀を執り行う方法を解説しつつ、
正しい葬儀の日程の決め方を紹介してきました。

基本的に日本では友引に葬儀はしないという
風習が根付いてしまっているので、
無理に友引に葬儀を執り行わないのが得策です。

しかしどうしても葬儀を執り行わなくては
いけない状況になった場合に限り、
本記事にて解説している方法で葬儀の日程を
決めてみてください。

友引の葬儀は決してNGというわけではないので、
周りに迷惑をかけない葬儀とは何なのかを
考えながら葬儀を執り行っていきましょう。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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