【終活は50代から始めるべき理由】メリットや断捨離のコツを紹介

【終活は50代から始めるべき理由】メリットや断捨離のコツを紹介

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社勤務歴6年、葬儀業界歴が10年になる
「あなたの葬儀」代表の堺です。

50代で終活を始めようと思っている方の中に、

  • そもそも終活は50代で始めるべき?
  • 50代で終活をするとなると何をすべき?
  • 終活で断捨離をするなら何かコツがいる?

などの疑問をもたれている方も
いるのではないでしょうか。

終活を50代で始めようと思っても
なかなか周りの人に賛同してくれる人もおらず、
本当に始めていいものなのか、
どういう終活をすべきか分からないですよね。

ただ先に結論を申し上げておくと、
50代になっているのでしたら
既婚者や独身者に関係なく、
終活を始めるべきです。

終活を始めるべき理由というものがあり、
50代の方がいま始めることによって
大きなメリットを与えてくれます。

本記事ではそんな50代の方が終活を始めるべき
理由をくわしく解説しつつ、
終活のメリット・デメリットなどを
まとめました。

【本記事を見て分かること】

  • 終活は50代から始めるべき3つの理由
  • 50代の終活のメリット・デメリット
  • 50代の終活でするべきこと【既婚者・独身者】
  • 50代の方が終活で断捨離(遺品整理)をするときのコツ

終活においてすべきことや
断捨離のコツなどについてもまとめているので、
本記事を読むことで終活の重要性や
今から取り組めることが理解できますよ。

終活は50代から始めるべき3つの理由

終活は50代から始めるべき3つの理由

先に結論をいうと、終活を50代から
始めるべき理由は以下の3つです。

  • 体力的な衰えが見え始める年齢である
  • 命に関わる病気が増え始める年齢である
  • 自分だけでなく親の終活を考えることができる

順番に解説していきます。

体力的な衰えが見え始める年齢である

50代になってくると、体力的な衰えが
見え始める年齢になってくるというのが
終活を始めるべき理由の1つになります。

終活をする際のやることの1つとして
家の中の断捨離というものがありますが、
物を整理したり処分をするとなると
体力を使うシーンが多いんですね。

そうなると体力が落ちきってしまう
60代〜80代で家の中を整理するよりかは、
まだ体力が衰えていない50代のうちに家の中の
整理をした方が安心感を得ることができます。

終活をする年齢に決まりはありませんが、
できるだけ体力のあるうちに終活をして
安心感をもたせておくことが求められるのです。

命に関わる病気が増え始める年齢である

命に関わる病気が増え始める年齢である

50代ともなると命に関わる病気が増え始める
年齢でもある、というのも終活をするべき
理由の1つになります。

実際に厚生労働省が発表したデータによると、
50代の心筋梗塞を含む虚血性心疾患、
脳血管疾患という死に直結する病気は
40代の約2.5倍という結果が出ているほどです。
(参照:厚生労働省「平成29年 患者調査」

それだけ50代になってくると病気に
かかりやすくなるということであり、
病気にかかってしまうと終活をしたくても
できない状況が生み出されてしまいます。

もちろん健康に気をつけていれば
病気を回避することもできるでしょうが、
人間はいつ病気になるのか本当に
予測することができません。

終活を始めるなら、できるだけ元気な時に
始めた方がいいのは目に見えていますので、
「終活をしようかな」と感じた瞬間に
始めるのが1番最善の方法と言えます。

自分だけでなく親の終活を考えることができる

自分の終活を考えるだけではなく、
親の終活を考えることもできるというのも
始めるべき理由の1つですね。

50代ともなると親の年齢は70〜80代程度ですが、
高齢になってしまうと終活のことすら
考えなくなる傾向にあります。

しかし50代の息子、もしくは娘さんが
自分の終活を考えるようになっていけば、
自然と親が亡くなった時のことを
考えていくものです。

そうなると親が亡くなる前に
遺品整理を手伝ったり相続のことを考えたりと、
自然と親の終活を手伝うきっかけを
生み出すことができます。

親によっては終活を嫌がる可能性もありますが、
なぜ終活を始めたのか、終活をすることの
メリットはなんなのかをちゃんと提示していけば
問題ありませんよ。

50代の終活のメリット・デメリット

50代の終活のメリット・デメリット

ここまで、50代の方が終活を始めるべき
理由についてまとめていきました。

ではそんな終活ですが、始めるとなると
どのようなメリット・デメリットが
あるのでしょうか?

順番にまとめていきますので、
これから終活を考えている人は
ぜひ参考にしてみてください。

50代で終活を始めるメリット

50代で終活を始めるメリットについてですが、
まとめると以下の通りです。

  • 自分の人生を振り返って気持ちの整理ができる
  • 残された家族の経済的・精神的負担を減らせれる
  • 相続のトラブルを避けることができる
  • 葬式やお墓の手配の手間を減らせれる
  • 残された人生を前向きに生きることができる
  • 家の中の整理をすることができる

終活で何をするかは後ほどくわしくまとめますが、
始めるだけでこれだけのメリットがあります。

終活とは残された家族のためだけでなく、
自分の今後の生き方を見つめ直すことができる
きっかけを生み出してくれるものです。

メリットを与えてくれるのは
何も自分だけではなく身の回りの人にも
与えてくれるというのも、
終活をする魅力の1つと言えますね。

50代で終活を始めるデメリット

逆に、50代で終活を始める際のデメリットは
以下の通りです。

  • 自分の死を意識するようになってしまう
  • 家族に負担をかけることになるので、申し訳なさを感じる
  • 終活を終わらすまでに時間がかかる

終活はどうしても自分の死を想像するので、
精神的負担を感じてしまうということも
少なくありません。

さらに自分が亡くなった後には
残された家族に負担をかけてしまうという
事実に直面してしまうので、
申し訳なさを感じることもあります。

しかし終活というのは
1人で全てを背負いこむ必要はなく、
家族もふくめて前向きに考えながら
進めていくことが大切です。

終活をするとなるとかなり時間はかかりますが、
それこそ家族と協力しあったり
専門家に相談するなどして、
できる限り自分の負担を減らすようにしましょう。

50代の終活でするべきこと【既婚者・独身者】

50代の終活でするべきこと【既婚者・独身者】

ここまで50代の方が終活をする際の、
メリット・デメリットについて
まとめていきました。

ではそんな終活を50代の方が
いざ始めようと考えた際には、
何をしていけばいいのでしょうか?

先にまとめると、50代の方が
終活ですべきことは以下の通り。

  • 家の中にある物の断捨離(生前整理)
  • 資産情報の管理
  • 葬儀やお墓などの手配や準備
  • エンディングノートの作成
  • 遺言書の作成
  • 身元保証サービス利用の検討(独身者のみ)

上記の通り。

50代の既婚者・独身者によっては、
終活の内容が異なる場合がありますが、
根本的にするべきことは同じです。

それぞれどういった内容の取り組みを終活で
していけばいいのか、順番に解説していきます。

家の中にある物の断捨離(生前整理)

終活を始めていこうと思ったのなら、
まずは家の中の整理をしていくために
断捨離(生前整理)をしていきましょう。

家の中にある物の中には
遺品として残せるものもあれば、
残しておくと邪魔に感じてしまう物が
含まれている場合があるのです。

例えば終活をする人が趣味で集めたアイテムは
どれだけ大事に保管していたとしても、
残された家族にとっては迷惑なアイテムに
感じてしまうということも十分にありえます。

ただ全てを整理するとなると大変なので、
『家の中の整理をする』という感覚で
取り組んでも問題はありません。

終活で断捨離をする際に大切なのは、
家の中にどれだけ必要なものと
不必要なものがあるかを把握しておくことが
大切なのです。

資産情報の管理

資産情報の管理

終活を始めるなら、
自分の資産情報の管理は必須です。

自分が持ち合わせているお金関係の
管理をしっかりしておくことで、
残された家族を安心させることにつながります。

例えば資産の管理と言っても、
以下のことを考えなくてはいけません。

  • 残された家族に残せれる資産はどれぐらいか
  • 自分が入っている保険は何か
  • 不動産や証券は持っているか
  • ローンなどの負債を抱えていないか

資産はそれぞれを整理しておかないと、
残された家族に負担をかけるだけでなく
トラブルを引き起こすこともあります。

少しでも相続の手続きをスムーズに
するためにも、資産情報の管理は
優先的に行うようにしていきましょう。

葬儀やお墓などの手配や準備

葬儀やお墓などの手配や準備なども、
できるだけ終活をおこなう際に
考えておきましょう。

近年は葬儀の形も変わってきており、
「こんな葬儀をしたい」「ここでお墓を立てたい」
などの願望を持つ人も増えてきました。

さらに葬儀の事前相談を受け付けている
サービスも増えてきているので、
終活を考えている人にとっては
相談しやすい環境がすでに整っています。

自分が亡くなった後の葬儀で
どれぐらいの金銭的負担を残すかを
把握することが、残された家族の負担を
減らすことに繋がっていくのです。

※葬儀の相談方法が分からない方は、
以下の記事で事前相談のやり方を詳しく
まとめているので参考にしてみてください。

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エンディングノートの作成

エンディングノートの作成

終活を始めていくと決めたのでしたら、
エンディングノートも残しておきましょう。

エンディングノートを残しておくことで、
もし万が一のことがあったとしても
残された家族の負担を減らしたり
自分の想いを残すことができるのです。

例えばエンディングノートで書く内容は、
主に以下の通り。

  • 自分の個人情報
    (生年月日、住所、電話番号など)
  • 資産情報
    (貯金、証券、不動産、負債など資産全て)
  • 家族・親族の情報
    (家族・親族との関係性、冠婚葬祭の記録)
  • 友人・知人関係
    (いざという時に誰に連絡してほしいのかを記載)
  • 葬儀関係
    (どのような葬儀にしたいのかを記載)
  • 遺品の整理方法
    (残してほしいか処分するかを記載)
  • 家族や知人関係に伝えたい言葉
    (感謝や謝罪の言葉)

上記の通り。

エンディングノートは遺書のような
法的効果はありませんが、
自分が亡くなった後の想いや感謝の言葉を
遺族に対して細かく残すことができます。

さらに自分の半生を振り返ることもできるので、
終活を進める際には必ず記すのがおすすめです。

既婚者の方は、家族への伝えたい言葉を記すための手紙として。
そして独身者の方は、友人や親族に感謝の言葉を伝える手紙として、エンディングノートを利用することが多いですよ。

遺言書の作成

もし自分の死後の相続問題を心配するなら、
遺言書の作成もしておきましょう。

遺言書は法的効果を持たせることもできるので、
相続トラブルや家族間での問題を
避けることに繋がります。

さらに遺言書を法務局に預けることが
できるようになったおかげで、
遺言書を意図的に処分されたり
無くしたりするというリスクも減りました。

詳しくは以下の記事でまとめていますので、
遺言書を作ろうと思った方は
ぜひ一緒にチェックしてみてください。

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身元保証サービス利用の検討(独身者のみ)

独身者限定ではありますが、終活をする際には
身元保証サービスの利用を検討しておきましょう。

身元保証サービスとは、高齢者向け住宅や
施設に入居する際の身元保証人を
代わりに引き受けてくれるサービスです。

主に生涯独身の方が利用しているサービスで、
独身で保証人がいないという方でも
安心して利用することができます。

ただし利用できるのは70代以上の方が
対象になりますので、事前にどのような
サービスかを相談しておくなどして、
加入の検討をしておくとよいでしょう。

50代の方が終活で断捨離(遺品整理)をするときのコツ

50代の方が終活で断捨離(遺品整理)をするときのコツ

ここまで50代の方が終活をする際に、
取り組むべきことについてまとめていきました。

ただそんな中でも50代の方が特に
負担に感じがちなのが、断捨離(遺品整理)です。
そこでここでは、50代の方が断捨離をすると
なった場合のコツを紹介していきます。

1年以上使っていないものを優先的に断捨離する

1年以上使っていないものがあるようなら、
優先的に断捨離をしていきましょう。

1年以上使っていないということは、
終活をしたい人にとっても
残される家族にとっても必要のない物の
可能性が高いです。

例えばしばらく着てない服や食器、
家の中に飾っている陶器など、
探せば使っていない物というのは
意外とたくさんあります。

もちろん中には大切に保管している物も
あるでしょうが、1年以上使っていないということは
そのまま使わない可能性が十分に高いです。

なのでまずは1年以上使っていないものを
厳選していき、断捨離をしていきましょう。

遺族にとって必要だと感じるものを残す

遺族にとって必要だと感じるものを残す

断捨離をしていく際には、遺族にとって
必要だと感じるものを残していきましょう。

終活をする人にとっては大切な遺品だとしても、
残された遺族にとっては終活で残されたものが
不必要だと感じる場合も少なくありません。

断捨離をしていく際に大切なのは、
自分のことを優先的に考えるのではなく
残された家族のことを考えることが重要になります。

まずは終活をする人の気持ちは後にして、
残された家族が喜ぶためには
どれを断捨離すればいいかを考えましょう。

身内に手伝ってもらう

もし終活を始めて断捨離しようと思うなら、
必ず身内に手伝ってもらいましょう。

終活で断捨離をする人の中には全ての片付けを
自分自身で行わなくてはいけないと考える人も
少なくありませんが、50代ともなると
体力的負担というものは計り知れません。

もし身内に手伝ってもらえば、
断捨離をスムーズに終わらせれるだけでなく、
終活をしているということを
意図的に伝えることができます。

終活をしていることを伝えることも大切ですし、
残された家族の負担を早めに減らす行為になるので
一緒に手伝ってもらうようにしてもらうことが
非常に大切ですよ。

まとめ|50代で終活を始めてみよう

50代で終活を始めてみよう

ここまで50代が終活を始めるべき理由や、
終活のメリット・デメリット、
するべきことや断捨離のコツを
紹介してきました。

50代の方の中には終活に対して
抵抗を持つ人もいますが、
早めに始めておくことで残された
家族を助けることに繋がります。

自分の今後の人生を考えることもできる
終活ではあるので、まずは前向きに
今できることはなんなのかを考えてみては
いかがでしょうか。

終活は万が一に向けて備えるというよりかは、
自分の今後の生き方やあり方を考える
きっかけ作りでもあるので、
前向きに取り組むのが大切です。

ぜひ終活を進めていき、残りの人生を
より良いものにしていってくださいね。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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