【葬儀の写真マナー】遺影写真の選び方・注意点・撮影方法をプロが紹介

【葬儀の写真マナー】遺影写真の選び方・注意点・撮影方法をプロが紹介

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社勤務歴6年、葬儀業界歴が10年になる
「あなたの葬儀」代表の堺です。

葬儀の現場を経験したことがない人の中で、
葬儀における写真について悩みを持っている
方はいませんか?

葬儀の写真といえば遺影写真や葬儀中の
写真撮影などがありますが、どのような
写真を選べばいいのか、撮影はしても
大丈夫なのか分からないところですよね。

そこで本記事では、遺影写真の選び方や
葬儀中の写真撮影マナー、
葬儀中の写真撮影方法をまとめてみました。

【本記事を見て分かること】

  • 葬儀の写真について
  • 遺影写真の選び方
  • 遺影写真を準備する際の注意点
  • 葬儀中の写真撮影マナー
  • 葬儀中の写真撮影方法

本記事を読むだけで、葬儀における写真の
悩みが全て解決できるので、ぜひ参考に
してみてくださいね。

葬儀の写真について

葬儀の写真について

葬儀の写真と聞くと、
何を思いえがくでしょうか?
おそらく人それぞれ思い描く
葬儀の写真は違うと思います。

ただ結論をいうと、葬儀の写真は2種類でして

  • 遺影写真
  • 葬儀中の写真

しかありません。

ここではまず、
『遺影写真』と『葬儀中の写真』について
まとめていきます。

『遺影写真』と『葬儀中の写真』について

遺影写真とは、亡くなられた故人の
生前の姿を写した姿(遺影)の
写真を意味します。

遺影写真は故人を偲ぶという意味で
葬儀中は祭壇上に飾られることがほとんどでして、
亡くなられた故人の生前の姿を見ながら
葬儀が執り行われていくんですね。

逆に葬儀中の写真というのは、
その名の通り、葬儀中に撮影された
写真を意味します。

葬儀中に撮影した写真は、故人の葬儀を
思い出すために撮影されることが多く、
遺族や親族にとって大切な想い出を写真に
残すという役割があるのです。

遺影写真の場合は、遺族が写真を用意する
必要がありますが、葬儀中の写真に関しては
葬儀中に撮影していく写真となるので、
遺族は用意する必要はありません。

遺影写真選びは非常に大切

遺影写真選びは非常に大切

葬儀の写真において特に大切なのが、
遺影写真選びになってきます。

なぜなら遺影写真は葬儀後は家の中に飾るので、
写真選びに失敗してしまうと
後悔をしてしまうことが多いからなんですね。

中には遺影写真はそのまま後継者に
渡していくこともありますので、
故人の生前の人柄が分かるような
写真を選んでいくのが理想的です。

写真一つでイメージが変わることもあるので、
遺影写真を選ぶ際には注意しながら選ぶのが
大切な考え方になります。

葬儀中は写真撮影OK

「葬儀中は写真撮影をしてもいいの?」と
言う人も少なくありませんが、
特に問題ありません。

葬儀というのは生涯にわたって
数回あるかないかの大切な行事でして、
思い出として写真を残そうとする人は
たくさんいらっしゃいます。

ただし葬儀において写真を撮影する際には、
亡くなられた方や遺族の方、僧侶や参列者に
失礼のない撮影を心がけなくてはいけません。

写真に残すことで葬儀の日を振り返ることが
できますが、最低限のマナーを守って
撮影をすることが求められますよ。

遺影写真の選び方と注意点

遺影写真の選び方と注意点

葬儀の写真における遺影写真ですが、
ちゃんとした選び方や選ぶ際の注意点があります。

それが以下の通り。

  • 故人らしい写真を選ぶ
  • 顔がはっきりと見える写真を選ぶ
  • 背景や服装は気にせず選ぶ

上記の通り。

順番に解説していきます。

故人らしい写真を選ぶ

遺影写真は、何より故人らしい写真を選ぶのが
大切になってきます。

なぜなら故人の人柄や趣味、性格などが
分かる写真を使った方が、どんな人だったのかが
分かりやすいからです。

遺影写真は葬儀の時に、祭壇の上に飾ります。
お花に囲まれて飾ることも多く、
写真が何よりも目立つ形になりますので
できる限り故人らしい写真を選ぶのが得策になります。

もちろん人によって故人らしい写真を
持ち合わせていない場合もありますので、
その場合には笑顔の写真や綺麗な写真を
選ぶようにしましょう。

顔がはっきりと見える写真を選ぶ

顔がはっきりと見える写真を選ぶ

顔がはっきりと見える写真を選ぶのも、
遺影写真を選ぶ際に重要となってきます。

顔がちゃんと写っていない写真というのは、
遺影写真に加工する際に写りが悪くなったり
見ている人に違和感を与える可能性が
あるんですね。

例えば、悪い写真例というのが以下の通り。

  • 写真がぼやけている
  • 顔に手が写り込んでいる
  • 他の人の顔が重なり合っている

はっきりと顔が写っていない写真は、
基本的に遺影写真に向いていません。

しっかりと故人の顔が鮮明に写っている
写真を選ぶのが、後悔のない遺影写真を
作るコツになりますよ。

背景や服装は気にせず選ぶ

背景や服装を気にする人もいますが、
遺影写真に関してはそこまで気にする
項目ではありません。

なぜなら写真の背景や服装は加工で
調整を加えることが可能でして、
自分好みに変えることができるからです。

背景の場合はシンプルな配色で
デザインをされることが多いですが、
近年は桜や海、山など景色を背景に
変えるというサービスも増えてきました。

さらに服装は、喪服やシンプルな私服に
変えることができたりもするのです。

ただし葬儀会社によっては
遺影写真を加工している業者の質が
悪いこともあってトラブルが起きることも
少なくありません。

なので必ず事前にどのような
仕上がりになるかサンプル写真を見せてもらい、
失敗のない写真作りをしていくことが
後悔のない遺影写真作りになりますよ。

葬儀に使う遺影写真におけるQ&A

葬儀に使う遺影写真におけるQ&A

遺影写真を作ろうと思っても、
ほとんどのかたというのは
遺影写真は作ったことがないはずなので
疑問点が出てきますよね。

そこでここでは、葬儀に使う
遺影写真における疑問点を紹介しつつ、
それぞれの回答をしていきます。

遺影写真の原本はいつまでに準備すべき?

葬儀式当日のお昼までには、
必ず準備をしておきましょう。

遺族から写真を預かって
遺影写真を作るとなると、最低でも
3時間程度はかかる可能性があります。

葬儀会社によって遺影写真を仕上げる
時間は異なるのでしょうが、
早いに越したことはありません。

どんな写真でも遺影写真にしてくれるの?

基本的にどんな写真でも
遺影写真にすることは可能です。

例えば、

  • 免許証の写真
  • プリクラ
  • 携帯の写真

なども問題なく
遺影写真にすることができます。

ただしちゃんとした写真に比べると、
どうしても仕上がりが悪くなる
可能性は無きにしもあらずです。

さらに葬儀社によっては対応できない
場合もありますので、必ず確認をとってから
遺影用の写真を準備するようにしましょう。

遺影写真の額縁は黒白しか選べないの?

昔は額縁が黒白しかありませんでしたが、
近年はカラーの額縁を扱うことが
増えてきました。

バリエーションも豊富でして、
故人好みの色を選ぶことが可能です。

ただしカラーの額縁は黒白の額縁に比べると
費用が高くなりがちでして、葬儀社によっては
黒白の額縁費用の倍以上の値段を請求する
こともあるので注意しましょう。

葬儀中の写真撮影マナー

葬儀中の写真撮影マナー

次に葬儀中の写真撮影マナーです。

葬儀中に撮影するのは問題ありませんが、
以下の点に気をつけながら
写真を撮っていきましょう。

  • 遺族に確認をとってから写真を撮る
  • 祭壇の写真を撮るときは本尊が映らないようにする
  • 故人の顔は映らないように撮影する

遺族に確認をとってから写真を撮る

葬儀中に写真を撮るなら、
必ず遺族に確認をとってから
写真を撮るようにしましょう。

遺族の中には葬儀中に写真を撮ることに
嫌悪感を抱いている場合も多く、
勝手に写真をとってしまうと
トラブルを引き起こす可能性があります。

写真を撮ることは特に問題ないのですが、
遺族の許可なく撮影をしてしまうのは
親族であっても失礼になりかねません。

葬儀を開く際には遺族が1番の決定権を持つので、
必ず確認をとってから写真を
撮るようにしましょう。

祭壇の写真を撮るときは本尊が映らないようにする

祭壇の写真を撮る際には、
祭壇に飾っている本尊が映らないように
気をつけて撮影をしましょう。

本尊とは寺院の本堂に安置されている
いわば葬儀において最も尊重される仏像でして、
仏式の葬儀の時は仏像の代わりに
掛軸を祭壇に飾っていることが多いんですね。

そんな仏の生命としてもされる御本尊を
写真で撮影してしまうと、誹謗正法
(仏教の教えを軽んじる行為)に値すると
されています。

昔からの言い伝えで写真を撮ると
罰が当たるとも言われているので、
祭壇の撮影時には本尊が映らないように
注意をしましょう。

※御本尊を撮影してはいけない理由は
以下の記事に詳しく書いていたので
よければ参考にどうぞ。

⇨参考記事:御本尊を写真に撮ってはいけない理由

故人の顔は映らないように撮影する

葬儀中に写真を撮る際には、
故人の顔は映らないようにしましょう。

ご遺体の写真というのは葬儀後に
残しておいても悲しくなるだけでして、
できることなら亡くなった姿ではなく
元気だった時の写真を大事にしたいと考えます。

仮にご遺体の写真を撮ったとしても、
撮影している現場を他の人が見たら
いい気分にはなりません。

ご遺体を決して撮ってはいけないという
ルールはありませんが、葬儀のマナーとして
周りに失礼のない振る舞いをする必要があります。

これらの点を踏まえると、
無理にご遺体の写真を撮るよりかは
他のご遺族のお顔の写真を撮ることに
専念をして方が良いでしょう。

葬儀中の写真撮影方法

葬儀中の写真撮影方法

そんな葬儀中の写真撮影方法ですが、
主には3つの方法で撮影することができます。

それが以下の通り。

  • 親族にお願いして撮影をする
  • 葬儀スタッフにお願いして撮影をする
  • プロのカメラマンを呼んで撮影する

上記の通り。

葬儀中の写真撮影というのは
デリケートな部分でもあるので、
葬儀中に撮影をしようと考えている方は
見合った方法で撮影をしていきましょう。

親族にお願いして撮影をする

もしお願いできるなら、
親族に写真撮影をお願いしましょう。

葬儀のお手伝いをする場合は
親族から選ばれることが多く、
親族の人に写真撮影のお手伝いを依頼するのが
一般的な流れになりますね。

逆に遺族の場合は、故人と深い
関係性があるということで
写真撮影をすることはほとんどありません。

「特にこの部分を撮ってほしい」など
希望を伝えやすいという点がありますので、
思い出の写真を何枚もおさめたいという人は
親族に依頼をすると良いでしょう。

以下には葬儀のお手伝いの役割一覧を
示しているので、ぜひ一緒に
参考にしてみてください。

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葬儀スタッフにお願いして撮影をする

葬儀スタッフにお願いして撮影をする

葬儀スタッフにお願いをして
撮影をしてもらうのも良いでしょう。

葬儀が執り行われるとなると、
葬儀スタッフは2人以上でお手伝い
することが多く、撮影をお願いしても
無下に断られることはありません。

実際に私が勤めていた葬儀社では
写真撮影サービスを無料でしていまして、
葬儀の思い出を残したい人に
アルバムを作るサービスをしていました。

ただ全ての葬儀社が、写真撮影の手伝いを
してくれるわけではありませんので、
事前に写真撮影をお願いしても大丈夫かを
確認しておくとスムーズですよ。

プロのカメラマンを呼んで撮影する

葬儀社に依頼をすれば、提携している
プロのカメラマンを呼んでもらって
写真撮影をすることもできます。

本格的なカメラを使って写真を撮るので、
綺麗な仕上がりになることは
間違いありません。

ただしプロのカメラマンに依頼すると、
どうしても費用がかさんでしまいます。

だいたいの費用は5〜10万円を見ておくのが
無難でしょう。

少しでも費用を抑えたいと考えている場合、
葬儀の写真撮影は自分たちでやるなど
ちょっとした工夫をしていくことが、
本当に後悔のない葬儀をするためのコツですよ。

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まとめ|葬儀の写真は一生の思い出になる

葬儀の写真は一生の思い出になる

ここまで葬儀の写真について解説しつつ、
遺影写真の選び方や注意点、
葬儀の撮影マナーや撮影方法を
紹介していきました。

葬儀の写真というのは、
葬儀が落ちついた後になると
必ずと言っていいほど見返すものです。

そんな時になんとなくで選んだ写真だと、
後ほど後悔してしまうことは
少なくありません。

葬儀の写真は一生の思い出になるものなので、
遺影写真を選ぶ際にも葬儀中に撮影をする際も
注意して取り組んでみてくださいね。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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