【香典の相場】子供が親の葬儀で包むべき金額と書き方をプロが紹介

【香典の相場】子供が親の葬儀で包むべき金額と書き方をプロが紹介

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社勤務歴6年、葬儀業界歴が10年になる
「あなたの葬儀」代表の堺です。

親の葬儀が執り行われることになったけど、
香典の金額相場はどれぐらいのなのか、
そもそも子供は香典を準備すべきなのか
分からないという人はいませんか?

親の葬儀は子供からすると
生涯で2回しかありませんので、
どのように対応していくのが正解か
分からないところですよね。

そこで本記事では
親の葬儀でそもそも香典を包むべきなのか、
包む場合は香典の金額相場や書き方は
どうすべきなのかを詳しく解説していきます。

【本記事を見て分かること】

  • 親の葬儀でも子供は香典を包む?
  • 【香典の相場】子供が親の葬儀で包むべき金額
  • 香典袋を用意する際の書き方
  • 香典を包む際のマナー
  • 子供が包む香典Q&A

本記事を読むだけで子供にまつわる
香典の疑問点が全て解決するはずなので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

親の葬儀でも子供は香典を包む?

親の葬儀でも子供は香典を包む?

そもそも親の葬儀でも、
子供は香典を包むべきなのでしょうか?

先に結論を言うと、子供が喪主の場合は
葬儀費用を支払うので包まなくても良いですが、
喪主以外の子どもたち(兄弟姉妹)は
香典を包むべきです。

なぜなら香典を渡すことの意味の1つに、
「葬儀費用の負担を少しでも減らしてほしい」
と言う意味合いが込められているからです。

喪主1人では葬儀費用を支払うと言うのは
かなりの負担になってしまうので、
家族で協力しあって親の葬儀を準備するのが
正しい考え方になります。

ただし子どもが社会人になっていなかったり
経済力に余裕がないなど諸事情がある場合は、
無理に香典を包む必要はありません。

詳しい解説は以下の記事で解説しているので、
気になる方はぜひチェックしてみてください。

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香典は親の葬儀でも包むの?【香典袋の書き方やマナーをプロが紹介】

【香典の相場】子供が親の葬儀で包むべき金額

【香典の相場】子供が親の葬儀で包むべき金額

ここまで親の葬儀において
子供が香典を包むべきかどうかについて
まとめていきました。

喪主以外の子供は香典を包むべきということが
わかったと思いますが、では香典には
いくらぐらいを包むのがいいのでしょうか?

順番に解説していきます。

香典金額相場

分かりやすくまとめると、
以下の図の通りです。

子供の年齢層20代30代〜40代50代以上
親の葬儀における香典の金額相場30,000円〜50,000円50,000円〜70,000円70,000円〜100,000円

上図の通り。

子供の年齢によって社会的地位が異なるので、
金額相場も変化してきますね。

香典に包む金額相場は子供の年齢で異なる

一般的な香典の相場というのは、
自分の親が亡くなった時で
30,000円〜100,000円ぐらいが
相場と言われています。

20代は、相場の中でも1番の下限である
30,000円〜50,000円。
30代や40代の場合は、ちょうど中間あたりの
50,000円〜70,000円。
50代以上は社会的地位が高いという理由で、
70,000円〜100,000円が一般的な相場です。

ただし親との関係性や付き合い方によっては、
相場より少ない金額を包むこともあれば
高い金額を包むことも少なくありません。

兄弟姉妹でも包む金額が異なる場合もあるので、
トラブルを避けるためにも互いに話し合って
香典を包むのが正しい対応方法になりますね。

香典金額相場

ちなみに父親の葬儀であろうと
母親の葬儀であろうと、
金額相場が変わることはありません。

どちらも子供にとっての親になるので、
包むべき香典の金額相場は
30,000円〜100,000円ですね。

ただし父親もしくは母親のどちらかが
ご存命の場合、子供が香典を包もうと思っても
片方の親は香典を遠慮してしまう場合があります。

香典を受け取るかどうかは葬儀を取り仕切る
喪主が決めることなので、もしご存命の親が
喪主を務め「香典はいらない」と言うなら、
香典を渡すのをやめても良いでしょう。

※父親と母親の葬儀に関する
香典のマナーをまとめた記事があるので、
以下の記事も参考にしてみてください。

参考記事:香典は父親の葬儀でも包むべき?【金額相場や香典のマナーを紹介】
参考記事:香典は母親の葬儀で包むべきか?【金額相場やマナーをプロが紹介】

香典に包む金額相場は子供の年齢で異なる

香典袋を用意する際の書き方

ここまで親の葬儀における
子供が包むべき香典の金額相場を
紹介してきました。

あとは香典袋にお金を包んでいくだけですが、
香典袋にはちゃんとした書き方があり、
葬儀のマナーとして守らなくてはいけません。

そこでここでは、香典袋の書き方を
『表書き』と『中袋』に分けて
詳しく解説していきます。

父親と母親の葬儀でも同じ金額相場になる?

香典の『表書き』は、宗教や宗派によって
書き方が異なります。

例えば、表書きの書き方例を
画像で示すと以下の通り。

表書きの書き方

  • 仏式・・・
    表書きは「御霊前」「御仏前」「御香典」
    (水引が黒白で蓮の花が描かれている香典袋に書く。)
    ※浄土真宗のみ「御霊前」は使えない
  • 神道・神式・・・
    表書きは「御玉串料」「御榊料」
    (水引が白で蓮の花が描かれていない香典袋に書く。)
  • キリスト教・・・
    カトリックの場合の表書きは、「御花料」「御ミサ料」「献花料」「御霊前」
    (水引のない百合の花が描かれている香典袋に書く。)
    プロテスタントの場合の表書きは、「御花料」「忌慰料」「献花料」
    (無地もしくは十字架の描かれた香典袋に書く。)

先述したように香典の意味の1つには
「葬儀費用の負担を少しでも減らしてほしい」
という意味合いがありますが、
他にも「故人の霊前に備えるお香や線香代」という
意味合いがあります。

仏式は焼香をするので「お香代」。
神式は玉串を使うので「玉串代」。
キリスト教はお花を使うので「お花代」。

それぞれ使う死者を弔うために
使用する道具類が異なるので、
表書きを変える必要があるんですね。

なので表書きを書く際には、
葬儀がどの宗教で執り行われるかを
確認してから書いていくのが良いでしょう。

表書きの名前の書き方

表書きには名前も書いていきますが、
個人で出す場合と2人以上で出す場合、
そして団体でまとめて出す場合とで
書き方が異なります。

  • 個人で香典を出す場合・・・
    フルネームで個人名を書く。
  • 2人以上を一緒にまとめて出す場合・・・
    連名にて名前をフルネームで書く。右から順番に立場が高い人から書いていく。
  • 団体でまとめて香典を出す場合・・・
    『〇〇(団体・会社名)一同』『親戚一同』『子供一同』など、まとめて書く。

名前を書くことで、
誰が香典を包んでくれたかがわかります。
親の葬儀であっても香典の基本マナーなので、
間違えないように書いていきましょう。

香典袋を用意する際の書き方

中袋の書き方

香典袋の中に入れる中袋には
表面に金額、裏面に住所と名前を
書いていくのがマナーです。

中袋の表に書く金額の書き方

香典に包んだ金額を中袋の表に書きますが、
葬儀のマナーとして旧漢字で書くのが一般的です。

例えば以下に香典の金額に合わせた、
旧漢字での表記方法をまとめてみました。

香典の金額例旧漢字
3000円参仟圓・参阡圓
5000円伍仟圓・伍阡圓
7000円七仟圓・七阡圓
10000円壱萬圓
30000円参萬圓
50000円伍萬圓
70000円七萬圓
100000円拾萬圓・什萬圓

上図の通り。

ただし近年は簡略化された新字体を
使う人も増えてきており、
厳格なマナーはなくなりつつあります。

さらに自身の親の葬儀で包む香典なので、
難しい場合は新字体で書いても
問題はないでしょう。

裏面の書き方

一般の封筒を準備する時と同じように
左下に郵便番号や住所、名前を書いていきます。

ただ複数人がまとめて一緒に香典を包む場合は
中袋の中にそれぞれの住所や名前を記した
メモなどを入れるようにしましょう。

中袋がない場合

中袋がない場合の香典袋の書き方

香典袋によっては、お金を包むための
中袋が一緒に同封されていない場合があります。

その場合は、香典袋の外側に
住所と名前を書いて対応をしていきましょう。

裏面には金額を書く場合もありますが、
金額が見えてしまうのが嫌な人は
書かなくてもマナー的に問題ありません。

表書きの書き方

香典を包む際のマナー

ここまで香典袋の書き方について
詳しくまとめていきました。

次は香典袋にお金を包む作業に移りますが、
親の葬儀で包む香典の金額は
年代問わずかなり高額になってきます。

なのでマナーとして、以下の点に
気をつけながら包む必要があります。

  • お札の見た目や入れ方に注意する
  • 印刷されていない水引を使う
  • 偶数や「4」「9」という数字は避ける

順番に解説していきます。

中袋の書き方

香典袋にお札を包む際には、
お札の見た目や入れ方に注意しましょう。

お札の見た目がボロボロでは印象が悪いですし、
逆に新札の場合だと「親の死に向けて準備をしていた」と
悪い印象を与えかねません。

またお札をいれる際には
「故人との別れを悲しむ」という意味合いで、
肖像画の顔を伏せて入れるのが
正しいお札の入れ方になります。

なのでお札は新札ではなく、
少し使い古したお札を。
そしてお札を入れる際には肖像画が見えないように
裏向きに入れるようにしましょう。

※ただし地域や宗教によって
お札の肖像画をあえて見せるという
風習もあるので、風習に合わせて
香典を包むようにするのが得策ですね

香典を包む際のマナー

印刷されていない水引を使う

親の葬儀における香典の金額相場は
30,000円〜100,000円とかなり高額なので、
香典袋は印刷されていない
正式の水引を使うようにしましょう。

なぜなら文字や模様が印刷された水引では
安物のイメージを与えることになってしまい、
弔意の気持ちを香典にのせることが
できないからです。

香典を包む際の基本的なマナーとして、
1万円以上の香典を包む場合は

  • 結び切りの水引
  • 色は黒白か双銀の水引

などを使うのがマナーになります。

見た目から異なるので、
コンビニやスーパーなどで香典袋を
購入する際には注意して選ぶようにしましょう。

お札の見た目や入れ方に注意する

香典を包んでいく際には、
偶数や「4」「9」などの数字は
避けるようにしましょう。

葬儀に限らず冠婚葬祭の場では、
偶数は2で割り切れるという理由で
『故人との繋がりを切ってしまう』と
捉えられることがあります。

さらに「4」は『死』、「9」は『苦』と
遺族にとっては悪い印象しか与えません。

なので親の葬儀において
香典を包もうと思うのでしたら、

  • 30,000円
  • 50,000円
  • 70,000円
  • 100,000円

などの中から選んで包むのが
正しい包み方です。

また35,000円や55,000円など
「5,000円刻み」で香典を包んだとしても
マナーとして問題ありません。

お札の枚数だけ偶数にならないように
注意しながら、香典を包んでいきましょう。

印刷されていない水引を使う

子供が包む香典Q&A

ここまで親の葬儀において、
子供が香典を包む際の基本的な
包み方マナーを紹介してきました。

最後に子供が香典を包む際に
よくでがちな疑問点に答えていきます。

偶数や「4」「9」という数字は避ける

配偶者の親が亡くなったときは、
自分の親が亡くなった時同様に
30,000円〜100,000円が香典の金額相場です。

友達の親が亡くなった場合では、
親交が深い友達で5,000円〜10,000円
親交が浅い友人の場合ですと、
金額相場が3,000円〜5,000円となっています

故人との関係性によって渡すべき
香典の金額相場が異なるので注意しましょう。

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子供が包む香典Q&A

身内からいただくお金に関しては、
厳密にいうと手渡しでも問題ありません。

ただし手渡しにすると、
あとで香典の管理にミスが出てしまったりと
トラブルが起きる可能性も出てきます。

ちゃんとお金の管理ができるなら
手渡しで喪主にお金を渡してもいいですが、
もし管理ができず、トラブルを避けたいなら
香典袋に包んであげた方が丁寧な対応ですね。

配偶者や友人の親が亡くなった時の香典はいくら包むべき?

香典以外にも、供物や供花を式場に飾って
弔意を示すことが可能です。

供物や供花の金額としては
「10,000円」「15,000円」「20,000円」でして、
各葬儀社によって見た目や種類が異なります。

もしお供えを注文するとなると
葬儀社にお願いすればいいだけなので、
香典以外にも違った形で親を弔いたい場合は
供物や供花を式場に飾ると良いでしょう。

香典ではなく現金の手渡しはダメ?

親の葬儀でも子供は香典を包む

ここまで子供が親の葬儀に包むべき
香典の金額相場や香典袋の書き方、
香典の包み方マナーを紹介してきました。

親の葬儀となると香典を包むべきか
迷うところではあるでしょうが、
喪主以外の子供は包んであげるのが
一般的です。

ただしあくまで香典は弔意を示したり
葬儀費用の軽減をしてほしいという
思いを載せたお金になります。

どれだけ親に感謝していたかによって
包む香典の意味合いも変化するはずなので、
自分が包みたいと思った金額を
相場内で包んでみてください。

そうすることで後悔のない
親の葬儀を執り行うことができるはずですよ。

それでは以上です。
ありがとうございました。

【香典の相場】子供が親の葬儀で包むべき金額と書き方をプロが紹介
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