香典はいつまでに渡すべき?【結論:四十九日法要までに渡すべき】

香典はいつまでに渡すべき?【結論:四十九日法要までに渡すべき】

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社に6年間勤めた経歴がある
「あなたの葬儀」代表の堺です。

通夜や告別式に参列することができなかった
人の中で、香典を渡そうと考えているけど
いつまでに渡すのが正解なのか
分からないという方はいませんか?

香典を葬儀が執り行われている最中に
渡せなかった場合には、できれば失礼のない
タイミングで香典を渡したいところですよね。

ただタイトルでも書いていますが、
結論四十九日法要までに渡せば問題ありません。
ただしちゃんとマナーを守って渡すのが、
失礼のない渡し方になりますよ。

そこで本記事では、そんな葬儀後に
香典を渡す際の正しいタイミングについて
解説していきます。

香典をいつまでに渡すべきかが分かるだけでなく、
香典の渡し方や渡す際の注意点が分かるので
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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香典はいつまでに渡すべき?

香典はいつまでに渡すべき?

まず第一前提として、
葬儀後に香典を渡すべき期間というのは
明確に決まっていません。

葬儀が終わった後だったら、
いつ香典を渡しても問題はないのです。

しかしそれでも四十九日法要までに
香典を渡すのが、喪主に対して
1番失礼のない香典の渡し方になります。

【結論】理想は四十九日法要までに渡すべき

四十九日法要までに香典を渡すべき理由は
主に以下の2つです。

  • あまりにも長い期間香典を渡さなかったら違和感が出る
  • 香典を渡された喪主は香典返しを渡す必要がある
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あまりにも長い期間香典を渡さなかったら違和感が出る

少し極端な例ではありますが、
葬儀が終わった後から3ヶ月後に
香典を渡したと仮定したら、喪主は
どのような気持ちになるでしょうか?

おそらく「今さら香典を渡されても。。。」
いい気分にはならないはずです。

葬儀が終わって間もない頃に香典を渡されたら、
香典を渡してくれた人に感謝の気持ちを
伝えてくれることでしょう。

しかし葬儀が終わってしばらくした後に
香典を渡されても、喪主の気持ちとしては
違和感しか生み出さないのです。

香典を渡された喪主は香典返しを渡す必要がある

さらに香典を渡してくれた人に、
喪主は香典返しをしていくのが
一般的なマナーです。

しかし香典を渡すのが遅くなったら、
また1から香典に対するお返しを探す
必要が出てきてしまい、遺族に対して
負担をかけさせる結果となってしまいます。

せっかく葬儀を終えて落ち着いてきたときに、
改めて負担をかけさせてしまうのは
喪主に対して失礼と言わざるを得ません。

葬儀から1週間後ぐらいに香典を渡すのが理想

だからと言って
葬儀が終わってすぐに香典を渡すのは、
失礼になる可能性があります。

葬儀が終わった後というのは
役所の手続きがあったり相続のことを考えたりと、
遺族にはすべきことがたくさんあるのです。

そんな中、本当だったら葬儀の時に
終わらせることができていた
香典の対応をするというのは、
遺族にとって負担でしかありません。

なので理想としては、葬儀が終わって
1週間後ぐらいに様子を見てから
渡すようにしていけば、遺族に対して
配慮のある対応となるでしょう。

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香典を四十九日法要までに渡す場合の渡し方

香典を四十九日法要までに渡す場合の渡し方

ここまで香典をいつまでに渡すべきなのかの
疑問について回答していきました。

四十九日法要までに
渡しておけば問題はないことがわかりましたが、
どのようにして渡すのが喪主に対して
失礼のない渡し方になるのでしょうか?

そこで以下に葬儀後における
香典の渡し方を記しました。

  • 自宅に弔問をして渡す
  • 現金書留で郵送する

順番に詳細を見ていきましょう。

自宅に弔問をして渡す

香典を渡したい場合には、
自宅に弔問をして渡すことができます。

直接香典を手渡しができるだけでなく、
お悔やみの言葉を遺族に伝えつつ
故人にお参りをすることができるので
葬儀後でも1番弔意を示せれる方法ですね。

また自宅に訪れた際には、

「この度はご愁傷様でございました。先日の葬儀には参列できず、誠に申し訳ありませんでした。お香典をお持ちしましたので、受け取っていただけると幸いです。あと故人〇〇様のお参りをしたいのですが、お家にあがってもよろしいでしょうか?」

と丁寧な言葉で香典を渡しつつ、
故人のお参りを済ませます。

ただいきなり自宅に訪れるのは失礼なので、
必ず事前にお家に訪れてもいいかの
確認をとっておくことが大切です。

葬儀に参列できなかった理由などは
詳しく説明しなくても問題はないので、
故人の思い出話を軽くしつつも
長居し過ぎずその場を後にしましょう。

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現金書留で郵送する

葬儀後に香典を渡す方法として、
香典自体を郵送をする方法があります。

遠方に住んでいる場合や
自宅に弔問に行くのは失礼だと感じる場合に
選ぶべき渡し方ですね。

送り方ですが、香典は現金となるので
『現金書留』にて送る必要があります。

自分の住所と氏名、お詫びの手紙などを
添えて送れば失礼にはなりません。

ただどうしても手渡しと比べると
弔意の気持ちを伝えにくい部分があります。

なので手紙にはお詫びの言葉と共に、
弔意を示す言葉を書き忘れないようにしましょう。

香典を四十九日法要までに渡す際の注意点

香典を四十九日法要までに渡す際の注意点

ここまで香典を四十九日法要までに
渡す際の渡し方について解説してきました。

ただし香典を送る際には、
以下の点に気をつける必要があります。

  • 相場に合わせた香典を包む
  • 香典袋の書き方に注意する
  • 香典辞退をしていた場合には無理に渡さない

上記の通り。

順番に見ていきましょう。

相場に合わせた香典を包む

葬儀に参列しなかったお詫びとして
香典の金額を多めに包む人もいますが、
ちゃんと相場に合わせた香典を包んでから
喪主に渡すようにしましょう。

なぜなら香典を多めに渡すと
香典返しの準備が大変になるだけでなく、
今後逆の立場で香典を渡すとなった場合に
同じ金額を包まなくてはいけなくなるからです。

例えば香典の相場というのが以下の通り。

故人との関係性香典金額相場
自分の親50,000円〜100,000円
※喪主や施主の場合は葬儀料金を支払う形なので、香典を包まないことが多い
自分の祖父・祖母10,000円〜50,000円
※ただし社会人になっていない場合は、両親が支払ってくれることが多いので、香典を包まなくてもよい。
自分の兄弟姉妹30,000円〜100,000円
※ただし他の兄弟姉妹がいる場合、香典の金額に差があるとトラブルの元なので要相談。
自分の近しい親戚10,000円〜30,000円
※「普段からお世話になっている」など親交関係が深いなら多めに包むことが多い。
自分の遠い親戚5,000円〜30,000円
※普段から親しい間柄だったかどうかで、金額を決めることが多い。
配偶者50,000円〜100,000円
※配偶者の親が喪主や施主を務める場合には香典を包む。自分が喪主や施主の場合は葬儀料金を支払う形なので、香典を包まないことが多い。
配偶者の親50,000円〜100,000円
※「自分の親」と同じ金額。
配偶者の祖父・祖母10,000円〜50,000円
※「自分の祖父・祖母」と同じ金額。
配偶者の兄弟姉妹30,000円〜100,000円
※「自分の兄弟姉妹」と同じ金額。
配偶者の近しい親戚10,000円〜30,000円
※「自分の近しい親戚」と同じ金額。
配偶者の遠い親戚5,000円〜30,000円
※「自分の遠い親戚」と同じ金額。
友人・知人関係3,000円〜10,000円
※親しい関係性だったなら、10,000円。それ以外は3,000円〜5,000円が多い。
会社関係の上司・同僚・部下3,000円〜10,000円
※普段からの関係性や他の会社側の人間がどれぐらい包むかで決める。ただし、上司より多く包まないことがポイント。
近所の人・自治会関係者3,000円〜5,000円
※自治会内での決まりや地域の風習に合わせた金額を包むことが多い。

上図の通り。

大切なのは故人に対して、どれだけ
お悔やみの気持ちを示したいかが
重要です。

しかし相場を気にせず渡すと、ご好意が
迷惑に感じ取られることもあるので、
必ず相場を意識した金額を包んでいきましょう。

詳しい香典の金額相場に関しては、
以下の記事で詳しくまとめているので
チェックしてみてください。

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【通夜や葬儀で渡す香典の金額相場】香典マナーや注意点をプロが解説
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香典袋の書き方に注意する

香典とは香典袋にお金を入れて喪主に渡しますが、
表書きと中袋の書き方に注意しなくてはいけません。

表書きの書き方

表書きの書き方

表書きの書き方ですが、
宗教や宗派に合わせて表書きを変える
必要があります。

例えば宗教ごとの、
表書きの書き方例が以下の通り。

  • 仏式・・・
    表書きは「御霊前」「御仏前」「御香典」
    (水引が黒白で蓮の花が描かれている香典袋に書く。)
    ※浄土真宗のみ「御霊前」は使えない
  • 神道・神式・・・
    表書きは「御玉串料」「御榊料」
    (水引が白で蓮の花が描かれていない香典袋に書く。)
  • キリスト教・・・
    カトリックの場合の表書きは、「御花料」「御ミサ料」「献花料」「御霊前」
    (水引のない百合の花が描かれている香典袋に書く。)
    プロテスタントの場合の表書きは、「御花料」「忌慰料」「献花料」
    (無地もしくは十字架の描かれた香典袋に書く。)

上記の通り。

香典とはそもそも死者の霊前に備える
お香や線香に変わる金品とされてきました。

なので仏式は、お香を使うので「お香代」
神式は、玉串を使うので「玉串代」
キリスト教は、お花を使うので「お花代」として
表書きを変える必要があるのです。

なので葬儀に参列する際には、
どの宗教で葬儀を執り行うかを確かめてから
香典を包むようにします。

そして表書きに書くべき名前は
水引下部分の真ん中に
フルネームで書くようにしましょう。

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中袋の書き方

中袋の書き方

香典袋の中に中袋がある場合には、
表面と裏面にそれぞれ香典の金額と
住所や名前を書く必要があります。

香典袋によっては中袋がない場合がありますが、
中袋を包む香典袋の裏側に
住所と名前、金額を書けば問題ありません。

購入する香典袋によって種類が異なるので、
それぞれの種類に合わせた書き方を
選んでいきましょう。

香典辞退をしていた場合には無理に渡さない

葬儀の時に香典辞退をしていた場合には、
無理に香典を渡さないようにしましょう。

近年は家族葬など小規模な葬儀が
増えている一方で、香典辞退をしている人も
少なくありません。

そんな香典辞退をしているにもかかわらず
香典を渡してしまうと、遺族に対して
負担がかかってしまい、せっかくのご好意が
失礼になる可能性が出てくるんですね。

どうしても渡したいと思っても、
無理やり渡すのはマナーとして完全にNGです。

なので自宅に弔問をするなら、
ちょっとした御供物を持っていくとか
遠方に住んでいるなら手紙を送るとかなどして
対応をしていけば問題はありませんよ。

「香典はいつまでに渡すべきか?」のまとめ

「香典はいつまでに渡すべきか?」のまとめ

ここまで「香典はいつまでに渡すべきか?」の
疑問に答えつつ、喪主に対して失礼のない
香典の渡し方や渡す際の注意点を
解説していきました。

葬儀後にすぐに香典を渡せばいいわけでもなく、
しばらくたってから渡すのも失礼になる
可能性があります。

ただ何より大切なのは、
香典を渡すことで弔意を示すことができ、
遺族に対してお悔やみの気持ちを
伝えることができるという点です。

遺族によっては香典を渡すべき
タイミングが異なる場合もあるので、
様子を伺いながら最適なタイミングで
香典を渡すようにしていきましょう。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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