家族葬の香典返しマナー【香典事情とお返しの相場・品物・礼状まとめ】

家族葬の香典返しマナー【香典事情とお返しの相場・品物・礼状まとめ】

こんにちは。
葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社に6年間勤めた経歴がある
「あなたの葬儀」代表の堺です。

家族葬を執り行う予定の方の中で、
香典返しはどのように準備をすればいいのか
分からないという方はいませんか?

実際に葬儀を執り行うとなると
香典を受け取った際にお返しとして
『香典返し』を渡すのが一般的です。

しかし家族葬は一般的な葬儀と異なるので、
香典をそもそも受け取っていいのか、
香典をもらった際にはお返しをすべきか
迷ってしまいますよね。

そこで本記事では、家族葬における
香典や香典返しについての考え方を
解説しつつ、お返しの相場・品物・礼状の
書き方などまとめていきました。

本記事を読めば家族葬における香典の
考え方が分かるだけでなく、香典返しの
基本的なマナーが分かるはずですよ!

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家族葬の香典事情

家族葬の香典事情

まず香典返しについてお話しする前に、
家族葬の香典事情をお話していきます。

よく家族葬だと「香典を受け取っていい?」
という疑問がでがちですが、結論
香典を受け取っても問題はありません。

ただ少しでもゆっくりとした葬儀を
執り行いたいと感じている遺族なら
『香典辞退』を選ぶこともあります。

家族葬は香典を受け取ってもいい

家族葬と言っても、いろんな形があります。

  1. 故人の家族だけで行われる家族葬
  2. 故人の家族と親族全員で行われる家族葬
  3. 家族・親族だけでなく会社・知人関係も呼ぶ家族葬

家族葬というのは上記のパターンに
分けることができ、それぞれのパターン別で
規模も変わってきますが、その分葬儀費用が
大きく変化することがあるんですね。

「葬儀費用を抑えることができる」という理由で
家族葬を選ぶ人が増えてきていますが、
実際のところは家族葬の種類によっては
葬儀費用が大きくなることもしばしば。。。

ただそんな時に助けになるのが、『香典』です。

香典というのは、遺族に弔意を示すものですが
「少しでも遺族の経済的負担を減らしてほしい」
という参列者の想いも含まれています。

なのでもし家族葬を開いたけど
少しでも経済的負担を減らしたいなら、
香典をもらい香典返しを用意するのがマナーであり
後悔しないための手段です。

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香典辞退をする人も増えている

ただ実際のところ、香典辞退をする人も
増えてきているのも事実です。

なぜなら香典をもらうということは、
これから解説する香典返しを用意したり
受付を設けたりと準備に追われる結果となり、
ゆっくりとしたお別れができないからになります。

香典をもらうことで金銭的負担は減るものの、
遺族としてはゆっくりとたお別れをしたいもの。。。

なのでもし香典を辞退するなら
香典返しの用意は必要ありませんので、
ここから先の内容も読まなくても大丈夫です。

その分、故人と一緒にいることに
時間を使ってあげてください。

ただもし香典を受け取ることにしたのでしたら、
次の項目から家族葬における香典返しについて
解説するので、ぜひ読み進めてみてください。

家族葬の香典返しマナー

家族葬の香典返しマナー

ここからの解説は、家族葬を開いた時に
香典を受け取ったと仮定した場合の
香典返しのマナーについてです。

まず香典返しは『香典に対するお礼の品物』を
意味しており、渡すタイミングは
以下の2通りから選んでいく必要があります。

  • 当日返し
  • 後返し

一般的には『当日返し』を選ぶ遺族が多いですが、
家族葬を選ぶのであれば、ゆっくりと品物を
選べれる『後返し』も1つの選択肢ですね。

当日返しについて

当日返しとはその名の通り、
葬儀の当日に香典をもらった際に
香典返しを渡すことを意味します。

大半の葬儀では渡された瞬間に香典返しを
用意することが多く、金額関係なしに
参列者に同じ品物を渡すのが一般的です。

ただ親族の場合は
高額な香典を渡してくれるケースも多いので、
葬儀後に改めて金額に応じた返礼品を
送ることがあります。

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後返しについて

後返しは、葬儀が終わって四十九日法要が
終わった後に送られる香典返しを意味します。

香典に対するお礼の品物を送るとともに
無事に法要が終わったことを報告する
意味合いが込められているのが特徴です。

葬儀後に品物を選んでいくことになるので、
ゆっくりと香典返しを選んでいけるという
メリットがあります。

家族葬における香典返しの相場

家族葬における香典返しの相場

続いては家族葬における香典返しの
相場についてです。

香典返しの相場は地域の風習によって
異なる場合がありますが、一般的には
「香典の3分の1〜半分程度」というのが
目安金額となります。

例えば3,000円の香典をもらうなら、
1,000円〜1,500円の香典返しを
用意するのが理想的ですね。

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高額の香典をいただいた場合

ただし家族葬となると遺族や親族からの
香典をもらうことがほとんどで、
自然と香典返しの金額も高くなるでしょう。

しかし高額な香典をもらった場合は
「4分の1〜3分の1程度」の目安で
香典返しを用意すれば問題ありません。

当日返しを選んだ場合は、
全ての人に同じ品物を渡すことになるので、
後日改めて金額に合わせた返礼品を
選んでいきます。

後返しを選んだ場合も同じで、
香典の金額に合わせて返礼品を
選んでいけば問題ありません。

家族葬の香典返しにおすすめの品物

家族葬の香典返しにおすすめの品物

ここまで家族葬の香典返しの相場を
紹介してきました。

次に家族葬の香典返しに
おすすめの品物についてまとめていきます。

一般的な香典返しの考え方としては、
「不祝儀を残さないようにする」という
考え方があるので、後に残らない
消耗品や食品がおすすめです。

ただし最近ではカタログギフトも人気なので、
渡す人のことを考えた品物を選んでいくのが
1番いい選び方になりますね。

後に残らない消耗品や食品がおすすめ

後に残らない消耗品や食品の例は、以下の通り。

  • 海苔
  • お菓子
  • お茶
  • タオル
  • 石けん

後に残らないものとして、
上記の内容は定番の香典返しになりますね。

ただ消耗品でもお肉や魚、お酒類は
香典返しに相応しくないので控えましょう。

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カタログギフトも家族葬の香典返しとして人気

香典返しの品物選びに迷った時や
後返しをする予定の遺族なら、
カタログギフトを選ぶのもおすすめです。

カタログギフトなら選べれる品物の種類も
豊富なので、品物を1から選ぶという
遺族の負担を減らす役割もあります。

さらに高額な香典に対する不足分の返礼品を
用意する場合にも、カタログギフトの方が
参列者が自由に品物を選べれるのが
嬉しいところ。

細かく金額設定もされていることが多いので、
過不足なく香典のお返しがしたい
遺族におすすめですね。

家族葬における香典返しのお礼状・挨拶状

家族葬における香典返しのお礼状・挨拶状

ここまで家族葬における
香典返しの品物について紹介してきました。

そしてそんな香典返しの品物に一緒に添付する
お礼の書留を、『お礼状』や『挨拶状』と言います。

ここからはそんな香典返しにつける
お礼状や挨拶状について解説していきます。

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お礼状・挨拶状は後返しを郵送する場合に利用

まず第一前提として、香典返しの中でも
当日返しをする場合や後返しを手渡しする場合は
お礼状・挨拶状は必要ありません。

基本的に香典返しのお礼状や挨拶状の意味は、
葬儀に参列してくれたことへのお礼や
忌明けが済んだことへの報告などです。

当日返しなら直接その場でお礼を直接伝えることが
できますし、後返しを手渡しするなら直接言葉で
お礼と報告をすることができますよね。

なので香典返しにおけるお礼状や挨拶状は、
郵送する時にだけ必要だということを
覚えておきましょう。

お礼状・挨拶状の書き方のコツ

次に香典返しにつけるお礼状・挨拶状の
書き方のコツや流れについてです。

書き方のコツとしては、

  • 忌み言葉や重ね言葉を使わない
  • 句読点を使わない
  • 季節の挨拶は入れない

などを意識していきます。

忌み言葉は不吉な意味合いがあったり、
重ね言葉は不幸が重なると言われています。

また句読点に関しては、
冠婚葬祭における行事が滞りなく
終わりますようにという意味が込められていると
言われているので注意しましょう。

お礼状・挨拶状の書き方の流れ

お礼状・挨拶状の書き方の流れ

基本的な書き方の流れは以下の通りです。

  • 頭語(謹啓、粛啓など)
  • 香典や参列に対するお礼
  • 四十九日法要が無事に終わったことへの報告
  • 香典返しを贈ったことを知らせる言葉
  • 手渡しではなく、略儀で済ませることへのお詫び
  • 結語(敬具など)
  • お礼状・挨拶状を贈った際の日付
  • 喪主の名前

ただし宗教ごとに言い回しが変わってきたり、
書くべき内容も異なってきます。

自分の言葉で書いていくことが大切なので、
失礼のないように書いていきましょう。

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お礼状・挨拶状の例文

次にお礼状・挨拶状の例文ですが、
以下の通りとなります。

 

謹啓

母 〇〇(故人名) 儀 葬儀に際しましては ご丁寧なお心遣いを賜りまして 有難く厚く御礼申し上げます

本日をもちまして 〇〇(戒名)四十九日法要を滞りなく済ませることができました

つきましては供養のしるしとして心ばかりのお品物をお送りいたしましたので 何卒ご受納下さいますよう御願い申し上げます

略儀ながら書中を持って謹んでご挨拶申し上げます

敬具

令和〇〇年○月○日

〇〇(喪主もしくは施主名)

 

ただ実際には挨拶状には
定型文が用意されていることもおおく、
挨拶状を依頼した際には業者が代わりに
作ってくれることがあります。

なのでもし自分で書く自信がない方は、
香典返しを依頼する際に
お礼状・挨拶状を作ってくれるかの
確認もしておきましょう。

家族葬における香典返しのQ&A

家族葬における香典返しのQ&A

ここまで香典返しに付ける
お礼状・挨拶状についてまとめてきました。

最後に家族葬における香典返しの
よくある疑問点に回答していきます。

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Q1.香典辞退をしているけど香典をもらった際の対応は?

香典をもらってしまった場合には、
香典返しを用意するのがマナーです。

なので香典返しを用意していきましょう。

また香典を渡そうとする人に対して、
極端に香典を拒否するのも失礼に値します。

相手がどうしても香典を渡したいということなら、
相手の気持ちを組んであげて、金額に応じた
香典返しを用意するのがマナーです。

Q2.香典返しがいらないと言われた場合はどうするの?

香典返しがいらないと言われた場合には、
先方の意向をそのまま受け止めて
渡さないようにしましょう。

無理に品物を渡してしまうと、
それこそ相手に対して失礼になりかねません。

ただしお礼状を送って、
感謝の気持ちを伝えるぐらいはした方が
相手にとっても自分にとっても
後腐れない関係性でいられるでしょう。

まとめ|家族葬の香典返しは一般的な葬儀と同じように行おう

家族葬の香典返しは一般的な葬儀と同じように行おう

ここまで家族葬における
香典返しの基本的なマナーを紹介してきました。

家族葬といっても葬儀に変わりはないので、
一般的な葬儀と同じように香典返しを
用意していくことが大切です。

近年の家族葬においては
香典辞退をするケースも増えてきていますが、
香典を受け取る家族葬も十分にあります。

なのでどんな家族葬をするかによって
香典を受け取るかを決めていき、
香典返しを用意するということでしたら
ぜひ本記事をご活用ください。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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