【棺に入れる物・入れてはいけない物一覧】葬儀のマナーをプロが紹介

【棺に入れる物・入れてはいけない物一覧】葬儀のマナーをプロが紹介

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社勤務歴6年、葬儀業界歴が10年になる
「あなたの葬儀」代表の堺です。

葬儀が執り行われている最中において
棺に物を入れたりすることがありますが、
何を棺の中に入れればいいのかが
分からないという人はいませんか?

最後のお別れとなるので
故人の思い出となる物を入れたくなりますが、
棺に入れていい物と入れてはいけない物は
どんな物か分からないところですよね。

そこで本記事では、
棺に入れる物・入れてはいけない物の
一覧表をまとめていきました。

【本記事を見て分かること】

  • 棺に入れる物一覧
  • 棺に入れてはいけない物一覧
  • 棺に物を入れるタイミング
  • 棺に物を入れる際のマナー

本記事では棺に物を入れれるタイミングや
入れる際のマナーについてもまとめているので、
棺に入っている故人と後悔のないお別れを
していくことができるはずですよ。

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棺に入れる物一覧

棺に入れる物一覧

先に結論として、
棺によく入れられる物の一覧は
以下の通りです。

  • お花
  • 故人のみが写っている写真
  • 着物・服全般
  • 軽めの布団
  • 食べ物全般(お菓子や果物も)
  • タバコ
  • 飲料全般とお酒(少量)
  • 布製の人形(小さい物)
  • 本や手紙など紙で作られた物
  • 10円玉(仏式の場合のみ)

棺に入れれる物というのは、
燃える物・燃えやすい物が第一前提です。

世間一般的に言われている『燃える物』
棺の中に入れれるものではありますが、
中には例外も含まれます。

順番に詳細を見ていきましょう。

※火葬場によって棺に入れれる物が
異なる場合があるので、
必ず火葬場や葬儀場のスタッフに
確認をとってから入れるようにしてください!

お花

故人と最後のお別れをする際に使用され、
文句なく棺に入れることができます。

生前好きなお花があった場合は、
好きなお花を入れてあげると亡くなった
故人にも喜ばれることでしょう。

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故人のみが写っている写真

棺に入れる物一覧 故人のみが写っている写真

故人のみが写っている写真なら問題ありません。

ペットと一緒に写っている写真を入れてあげれば、
故人もあの世で悲しい思いをしなくてすむ、
と言われています。

ただし後ほど詳しく解説しますが、
家族で写っている写真などは入れないように
注意しましょう。

着物・服全般

着物を持っているということでしたら、
棺の中に入れても問題ありません。
さらに服全般も燃える物でもあるので、
棺に入れることができます。

ただし多くても着物の場合は1着で、
服の場合は4〜5着にするのが無難ですね。

軽めの布団

故人が愛用していた布団も、
軽めの物なら問題ありません。

ただし羽毛布団や大きめの布団などは
棺に入らないこともあるので、
避けた方が良いでしょう。

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食べ物全般(お菓子や果物も)

棺に入れる物一覧 食べ物全般(お菓子や果物も)

故人が好きだった食べ物も
棺の中に入れることができます。
もし棺の中に入れる際には
紙皿などに乗せて入れれば良いでしょう。

ただし果物の場合は水分が多いので、
手のひらサイズにして切って入れるか
一粒のみを入れるなどして、
量を減らして入れる必要があります。

タバコ

故人がタバコが好きだったという場合、
「タバコを入れたい」という人も
少なくありません。

タバコももちろん『燃える物』なので、
入れても問題はありませんが、
1カートンなどではなく1箱にして
量を抑えて入れましょう。

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飲料全般とお酒(少量)

故人が好きだった飲料やお酒も
棺の中に入れて問題ありません。

ただし量もコップ一杯程度の
少量を入れるのが望ましく、
故人の体にかけてあげるようなイメージで
入れてあげましょう。

布製の人形(小さい物)

布製の人形も問題なく
棺に入れることができます。

ただし大きい人形や素材が燃えにくい
素材を使っている場合などは、
棺に入れれませんので注意しましょう。

本や手紙など紙で作られた物

本や手紙など紙で作られた物

本や手紙など紙で作られる物は、
基本的に入れても問題ありません。

ただし分厚い本だと燃えない場合もあるので、
本を開きつつ燃える部分の表面積を増やすなどして
燃えやすい状態を作ってあげましょう。

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10円玉

諸説ありますが、仏式の葬儀では
故人が三途の川を渡る際に『六文銭』という
銅で作られた渡り賃が必要と言われてきました。

10円玉は同じ銅で作られていることから、
棺の中に『六文銭』の代わりに入れることがあります。

棺を燃やす際に骨に付着してしまうので、
故人の足下などに入れることがあるのです。

ただし地域や宗教、火葬場によっては10円玉を
入れない場合もあるので、確認が必須になります。

棺に入れてはいけない物一覧

棺に入れてはいけない物一覧

ここまで棺に入れる物の一覧を
紹介してきました。

次に棺に入れてはいけない物ですが、
まとめると以下の通りです。

  • 時計やメガネなどの貴金属全般
  • お金(10円玉以外)
  • 趣味の道具(プラスチック製)
  • 不燃物や有害ガスが発生する物
  • ピースメーカーや入れ歯
  • ペットの遺骨
  • 先祖の位牌

棺に入れてはいけない物というのは、
基本的には『燃えない物』
『燃えにくい物』全般です。

ただし葬儀のマナーとして
入れてはいけない物などもあるので、
燃える物でも入れてはいけない場合があります。

以上の点を踏まえて、
詳しい詳細を見ていきましょう。

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時計やメガネなどの貴金属全般

貴金属類は燃えない物の部類に入るので、
棺の中に入れることはできません。

時計やメガネ以外にも
ネックレスや指輪、アクセサリーなど
金属類に当てはまるものも同様ですね。

火葬後にお骨壺に入れることもできるので、
火葬が終わった後に火葬場スタッフに
相談をしてみると良いでしょう。

お金(10円玉以外)

棺に入れてはいけない物一覧 お金(10円玉以外)

お金を燃やすことは違法になり、
棺に入れることはできません。

ただし先述したように、
10円玉は六文銭の代わりとなるので
状況によって入れることができます。

趣味の道具(プラスチック製)

趣味の道具類でプラスチック素材で
作られている物は、棺の中に入れれません。
例えばゴルフの道具類や釣りの道具など
趣味で使っていたものが当てはまりますね。

ただし木製で作られた物でしたら、
棺に入れることが可能です。

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不燃物や有害ガスが発生する物

ビニール袋やビン、缶などの不燃物は、
有害ガスが発生するという理由で
棺の中に入れることができません。

何かまとめて棺の中に入れたい場合は、
紙袋など燃えやすい袋を使いましょう。

ピースメーカーや入れ歯

故人によってはピースメーカーや
入れ歯を使用していた場合がありますが、
それぞれ金属やプラスチック類を使用しているので
棺の中に入れることはできません。

もしピースメーカーをそのまま入れたまま
亡くなってしまったということなら、
必ず葬儀社のスタッフか火葬場のスタッフに
伝えましょう。

また入れ歯は火葬できませんが、
骨壺に入れることは可能なので、
火葬後に相談してみるとよいでしょう。

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ペットの遺骨

棺に入れてはいけない物一覧 ペットの遺骨

ペットが先に亡くなっていた場合に
「ペットの遺骨を棺に入れてほしい!」と言う
遺族は多いですが、決して棺に入れてはいけません。

なぜなら火葬後の骨の中に
人間とは違った骨が入っていることで、
どの骨が故人のものか分からなくなるからです。

火葬場のスタッフを困らせることになるので、
決して入れないようにしましょう。

先祖の位牌

「先祖の位牌を入れてほしい!」
言われることもありますが、
位牌を入れるのは葬儀のマナー的にも
よくありません。

位牌とは「先祖そのものを示すもの」であり、
宗教上でも大切な役割を果たしています。

お焚き上げなどによって供養することも
できるので、どうしても管理できない場合は
お寺と話し合いをしましょう。

棺に物を入れるタイミング

棺に物を入れるタイミング

ここまで棺に入れてはいけない物を
詳しく紹介してきました。

あとは棺に入れたい物と入れてはいけない物の
仕分けをして棺の中に入れていくだけですが、
棺に物を入れれるタイミングは決まっています。

主に以下の2通りです。

  • 納棺時
  • 最後のお別れ時

上記の通り。

納棺は棺に故人を納める儀式でして、
合わせて入れたい物を入れることが
可能です。

さらに最後のお別れの時は
棺に祭壇に飾っているお花などを
入れていくことになるので、
入れたい物を入れることができます。

それぞれのタイミングを逃すと、
棺に入れたい物があったとしても
入れることができません。

なので早めに棺に入れる物を準備しておき、
いつでも入れれるようにしておくのが
おすすめですよ。

棺に物を入れる際のマナー

棺に物を入れる際のマナー

ここまで棺に物を入れる
タイミングを紹介していきました。

あとはタイミングに合わせて
棺に入れれる物を入れていくだけですが、
最低限守るべきマナーが1つあります。

それが必ず葬儀社スタッフに確認をしてから
棺に物を入れるという内容です。

葬儀社のスタッフに確認するのが最低限のマナー

棺に入れる物というのは
基本的に『燃える物』全般ですが、
内容によっては入れることが困難だったり
工夫をして入れなくてはいけない場合があります。

さらに地域の火葬場によっては、
棺に入れる物をかなり厳しく制限している
ところも少なくありません。

なのでもし迷った際には、
葬儀社のスタッフに確認を取るのが
1番確実で安全な方法です。

勝手に入れると火葬場から訴えられることもある

ちなみに滅多にあることではありませんが、
棺に入れてはいけない物を入れることで
火葬用の機械が壊れることもあります。

そうなると火葬場から訴えられることもあり、
賠償問題に発展してしまうことも
可能性としては十分にあるのです。

なので必ず地域の火葬場に詳しい
葬儀社スタッフに確認をしてから
棺に物を入れるようにしましょう。

まとめ|棺に物を入れる際は確認を取ろう

棺に物を入れる際は確認を取ろう

ここまで棺に入れる物や入れてはいけない物、
入れる際のタイミングやマナーを
紹介してきました。

棺に入れれる物はある程度限られますが、
遺族によって棺に入れたい物は
まったく異なることがほとんどです。

その都度「棺に入れても大丈夫?」と
疑問に思うかもしれませんが、
本記事に書いている棺に入れれる物の
基礎を理解していれば迷うことはありません。

なのでもし迷った際には
本記事を改めて読み返していただくか、
葬儀社スタッフに確認をしていきましょう。

そうすることで不安も後悔もない
葬儀を執り行うことができるはずですよ。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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