【30代から始めるエンディングノート】遺書との違いや書き方を紹介

【30代から始めるエンディングノート】遺書との違いや書き方を紹介

こんにちは。

葬儀・終活アドバイザーであり、
大手葬儀社勤務歴6年、葬儀業界歴が10年になる
「あなたの葬儀」代表の堺です。

近年『終活』という言葉が流行した影響か、
エンディングノートを書く若い人たちが
増えてきました。

近年は30代から書く人も増えてきていますが、
ただどのようにエンディングノートを
書けばいいのか迷われている方も
いるのではないでしょうか?

実際に私も葬儀業界歴が長いということもあって、
30代でありながらエンディングノートを
書きましたが、最初は「何を書けばいいの?」と
迷ったことがありました。

そこで本記事では、30代の方が
エンディングノートを書くべき理由や
正しい書き方についてまとめていきます。

【本記事を見て分かること】

  • 30代からエンディングノートを書くべき理由
  • エンディングノートと遺書との違い
  • エンディングノートで必ず書くべき内容
  • 30代のエンディングノートの書き方
  • 30代でエンディングノートを書く際の注意点

エンディングノートの書き方以外にも、
遺書との違いや書く際の注意点も分かるので
ぜひ参考にしてみてくださいね。

30代からエンディングノートを書くべき理由

30代からエンディングノートを書くべき理由

そもそも、なぜ30代からエンディングノートを
書くべきなのでしょうか?

エンディングノートと聞くと
終活をする50代〜70代ぐらいの人が行う
イメージを持っている人も多いことでしょう。

ただ結論をいうと、以下の理由があります。

  • 急なご逝去でも対応できるようにする
  • 自分の過去を振り返ることができる
  • 家族に伝えたいメッセージを残しておける

上記の通り。

それぞれどう言った意味か、
順番に解説していきますね。

急なご逝去でも対応できるようにする

エンディングノートを書く理由として
1番最も多いのが、急なご逝去でもすぐに
対応ができるようにするため、というのが
多いのではないでしょうか。

エンディングノートには葬儀の方法などを
書き記すことができるので、
急な事故で亡くなったとしても故人の
希望通りに葬儀を執り行うことが可能です。

人はいつ死ぬかなんて分からない

ただ、もしかしたら中には
「30代から葬儀の心配をしなくても。。。」
考える人も多いかもしれませんね。

しかし私は葬儀社を経験しているから分かりますが、
若い20代・30代の人が亡くなるということは
本当によくありました。
(年に20〜30人単位で葬儀を見てきました。)

その時にご遺族に1番言われたのが、
「どんな葬儀をすれば故人は喜びますか?」
という質問です。

エンんディングノートを書いていれば
故人の理想的な葬儀を執り行うことができ、
ご家族の悲しみを少しでも
和らげることができます。

自分のためというよりかは、
残されたご家族を悲しませないために書く
という人も少なくありません。

自分の過去を振り返ることができる

自分の過去を振り返ることができる

エンディングノートは自分の来歴を
書いていくこともできるので、
自分の過去を振り返ることもできます。

普段の生活において過去を振り返ることは少なく、
自分のことを改めて見つめ直すために
エンディングノートを書く人が
多いんですね。

実際に私もエンディングノートを
書きましたが、改めて自分の過去を
振り返って今まの人生を思い直すために
書いたと言っても過言ではありません。

何も終活のためにエンディングノートを
利用することはないのです。
過去を振り返ることで、生き方や働き方を
見直すきっかけ作りにも役立ちます。

家族に伝えたいメッセージを残しておける

普段はなかなか恥ずかしくて言えない
メッセージを、エンディングノートに
書き記すこともできます。

30代にもなると、感謝の言葉や謝罪の言葉、
今まで言えなかったことの1つや2つは
あるものです。

実際に私もここまで育ててくれたという
感謝の言葉や、お墓まで持っていこうと思った
言葉をエンディングノートに書き記しています。

エンディングノートは一種の手紙のように
活用することもできます
ので、
普段言えないことがある方ほど
書き記した方が後悔がなくなるものですよ。

エンディングノートと遺書との違い

エンディングノートと遺書との違い

エンディングノートを書こうと思うと、
どうしても「遺書と同じなのでは?」
抵抗感を持ってしまう人も多いでしょう。

ただエンディングノートと遺書とでは、
決定的な違いがあります。

それが以下の通り。

エンディングノート・・・すでに用意された項目に家族に伝えたい言葉や葬儀の方法、自分の来歴を書き記すことができるノート

遺書・・・自分の志や意思を自由に伝える文書

上記の通り。

エンディングノートはすでに書くべき項目が
決まっていることが多く、
書く内容もすでに定められていることが
ほとんどです。

逆に遺書は、まったくの白紙状態から
自分の意思や伝えたいことを
書いていく形になりますので、
書く内容は自分自身で決めなくてはいけません。

遺書では少し堅苦しく感じるので、
30代の方はまずエンディングノートで
それぞれの項目にしたがって過去を振り返りつつ
書いていくのがおすすめですね。

※ただし遺書は法的効力を示せれるので、
もし法的処置をとってほしい内容を書くなら
遺書を選んで書くようにしましょう。

エンディングノートで必ず書くべき内容

エンディングノートで必ず書くべき内容

エンディングノートに書くべき内容というのは、
すでに決まっていることがほとんどです。

その中でも以下の項目は、
必ず書くようにしていきましょう。

  • 自分の個人情報(生年月日、住所、電話番号など)
  • 資産情報(貯金、証券、不動産、負債など資産全て)
  • 家族・親族の情報(家族・親族との関係性、冠婚葬祭の記録)
  • 友人・知人関係(いざという時に誰に連絡してほしいのかを記載)
  • 葬儀関係(どのような葬儀にしたいのかを記載)
  • 遺品の整理方法(残してほしいか処分するかを記載)
  • 家族や知人関係に伝えたい言葉(感謝や謝罪の言葉)

上記の通り。

書くべき項目はかなりありますが、
いきなり全ての項目を埋めようとする
必要はありません。

30代なのであればまだまだ人生は長く、
これから書くべき内容も変化していくでしょう。

まずは事前に書きやすいところを埋めていき、
時間がある時に改めて書き足していく、という
流れで書いていけば問題ありませんよ。

30代のエンディングノートの書き方

30代のエンディングノートの書き方

よく「エンディングノートの書き方は?」と
聞かれますが、はっきりと申し上げてしまうと
エンディングノートの書き方に決まった
ルールはありません。

あくまですでに用意された
項目にしたがって、書ける情報を
記していくだけになります。

ただ強いていうのであれば、
自分がもし亡くなったときに
『伝えるべきこと』をまとめていくのが
エンディングノートの書き方
でしょうか。

遺書や遺言書と同じようにある程度の
基盤はあるものですが、基本的には
自分の言葉で書き記していくのが正しい
書き方になります。

いざという時に何を書いておけば周りに
迷惑をかけないのか。
何を書けば、周りの人に安心してもらえるか。

もし考えがまとまらないということなら、
エンディングノートはまだ書かなくても
いいかもしれません。

自分自身のことを思い返しつつ、
周りの人のことを考えて記していけば
エンディングノートを書く意味が
見えてくるはずですよ。

30代でエンディングノートを書く際の注意点

30代でエンディングノートを書く際の注意点

エンディングノートは自分が思うように
書けば問題ありませんが、
いくつか注意点があります。

それが以下の通り。

  • 一度書いただけでは終わらせない
  • エンディングノートの存在を家族に知らせる
  • 保管方法や保管場所に気を付ける

上記の通り。

それぞれの注意点について、
詳しく解説していきます。

一度書いただけでは終わらせない

エンディングノートを書いていくとすると、
一度書いただけでは終わらせてはいけません。

30代ともなると仕事や生き方などに
変化が起こりやすい年代でもあり、
考え方が変化すれば必然的に書く内容が
変化していくからです。

実際に私は年に1、2回ほど書き直すのですが、
昔に書いたことと今の考え方が
大きく変わっていることがほとんど。

環境の変化や働き方を変えたりすれば、
自然と自分の人生を振り返るたびに
考え方は変わっていくんですね。

なので頻繁にとは言いませんが、
昔はどのような考えを持っていたのか、
今の考えとどう違うのかなどを確認することで
自分の人生を見つめ直すことができますよ。

エンディングノートの存在を家族に知らせる

エンディングノートの存在を家族に知らせる

もしエンディングノートを書いたのでしたら、
書いた旨を家族に知らせましょう。

どのような思いで書いたのか、
どのような内容を書いたのか、
事前に話したり見せておくのもいいですね。

ただあくまでエンディングノートは
遺書とは異なり、家族に残しておきたい
メッセージをしたためたお手紙のようなものです。

エンディングノートを遺書と勘違いする人も
実際にいるので、話をする際には
それとなく伝えるのがおすすめになりますよ。

※ただし口座情報など個人情報を書いているなら、
エンディングノートを書いたことだけ伝えて、
ノートの存在を知らせるだけで問題ありません。

保管方法や保管場所に気を付ける

エンディングノートを書いたら、
保管方法や保管場所には十分に
気を付けるようにしましょう。

エンディングノートに法的効果はありませんが、
個人情報を書いたり家族構成を記したりするので
第三者に見られてはトラブルを引き起こす
可能性も無きにしも非ずです。

なので保管をするなら、
金庫の中や普段開けない棚の中など
見つかりにくい場所に隠すなどして
対策を施していきましょう。

またあまりにも分かりにくい場所に隠す際には、
事前に信頼できる家族にも話をしておき、
自分にもしものことがあったとしても
すぐに対応できる状態にするのがおすすめです。

まとめ|30代の人はエンディングノートで人生を見つめ直そう

30代の人はエンディングノートで人生を見つめ直そう

ここまで30代の人が
エンディングノートを書くべき理由や、
遺書との違いや書くべき内容、書き方や
書く際の注意点についてまとめてきました。

30代だと「まだ若いから」と言って
書かない人も少なくありませんが、
エンディングノートは自分の人生を
見つめ直すことができるノートでもあります。

家族に対してどんな感謝の気持ちがあるのか、
自分のこれまでの人生において後悔はないか。
後から眺めてみるだけでも、自分の成長や
人生観を感じ取ることができるのです。

『遺書』と聞くと重たく感じますが、
エンディングノートはもっと気軽に書けるもので
書くべき年齢に決まりはありません。

思い立ったら書いてみるべきなので、
これを機会に一度エンディングノートを
書いてみてはいかがでしょうか。

それでは以上です。
ありがとうございました。

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